2008/04/01

デアリング報告に基づく英国の高等教育改革の進捗状況等 及び 欧米諸国における教育コーディネーターの活用によるキャリア教育推進事例に関する実態調査報告書(英国における高等教育改革動向調査) [2008年]

報告書の概要

テーマ

英国における高等教育改革動向
英国・スウェーデン初等中等段階におけるキャリア教育動向

調査項目

【英国における高等教育改革動向】
  高等教育システム/高等教育改革の経緯/
ジェネリックスキル育成の取組事例 等
【英国・スウェーデンにおけるキャリア教育動向】 
教育システム/キャリア教育システム/キャリア教育事例/
キャリアコーディネーター事例 等

調査時期

2008年2~3月

調査対象

英国大学関係機関・関係者
英国・スウェーデンキャリア教育関係機関・関係者

調査報告書の目次・詳細

序章 調査概要

序-1 調査の背景と目的
序-2 調査内容及び方法
序-3 海外現地調査の概要
序-4 調査研究体制
序-5 報告書の構成順序についての留意点

第Ⅰ部 欧州諸国における初等教育段階のキャリア教育 に関する法制度、現状における実施状況及びコーディネート機能に関する実態調査 (スウェーデン・英国)

第1章 スウェーデンのキャリア教育

1-1 スウェーデンの教育システム
1-2 初等・中等教育におけるキャリア教育

第2章 スウェーデンのキャリア教育の具体的事例

2-1 ストールフォーシュ中学校(Stalforsskolan)
2-2 ブレケット中学校(Bleketskolan)
2-3 スウェーデン経団連によるPRAO教材・指導書
    『実習にて(I PRAKTIKEN)』
2-4 スウェーデンのキャリア教育のまとめ

第3章 イギリスのキャリア教育

3-1 イギリスの教育システム
3-2 キャリア教育の導入と進展
3-3 コネクションズの役割
3-4 中等教育段階におけるキャリア教育の状況

第4章 イギリスのキャリア教育の具体的事例

4-1 ワンズワース区とは
4-2 イギリスのキャリア教育におけるまとめ

第5章 欧州諸国における教育コーディネーターの活用によるキャリア教育のまとめ

5-1 キャリア教育におけるコーディネート推進の特徴
5-2 コーディネーターを活用してキャリア教育を推進していくための条件

第Ⅱ部 デアリング報告に基づく英国の高等教育改革 の進捗状況等に関する実態調査

第1章 イギリスの高等教育制度の概要

1-1 イギリスの大学の起源—オックスフォードとケンブリッジ—
1-2 二元制度(バイナリーシステム)の一元化
1-3 設置形態
1-4 財政
1-5 学生

第2章 イギリスの高等教育改革に関わる経緯

2-1 デアリング委員会に至る教育改革の経緯
2-2 労働党政権による1997年以降の高等教育改革の動き
2-3 21世紀の高等教育—総合的枠組みの形成にむけて
2-4 まとめにかえて—高等教育とジェネリックスキル—

第3章 ジェネリックスキルの育成とその評価

3-1 ジェネリックスキルと大学教育基盤
3-2 個別大学にみるジェネリックスキルの育成と評価 
    —現地調査の総括—

第4章 産業界のジェネリックスキル育成に対する評価

4-1 CBIにおけるジェネリックスキルの定義
4-2 企業側の高等教育に対する評価
4-3 CBIのジェネリックスキル育成に対する提言

第5章 イギリスの高等教育改革からの示唆

5-1 ジェネリックスキル育成・プログレスファイル等の
    普及・推進の基盤整備
5-2 ジェネリックスキル育成方法における示唆
    —「学位プログラムへの埋め込みモデル」と
     「ワークプレースメントモデル」
5-3 PDP実施の課題について
5-4 ジェネリックスキルの評価方法の開発

第6章 イギリスの大学におけるジェネリックスキル育成の事例

6-1 ヨーク大学
6-2 ヨークセントジョン大学
6-3 サリー大学
6-4 ブルネル大学
6-5 ロンドン大学バークベックカレッジ
6-6 サセックス大学
6-7 オープンユニバーシティー
6-8 London Academy for Higher Education
   (ロンドン高等教育アカデミー)