農業から川遊びにアスレチックまで。わが子と自然体験ができるキャンプ場!
春休みにGWとお出かけしやすい季節になってきました。コロナ禍でも密を避けて楽しめるとあってアウトドアレジャーの需要が一層高まる今、わが子に「今年は自然体験をさせたい!」と考える親御さんは多いのではないでしょうか。そこで今回は、東京から数時間で行ける、初心者にも安心な農業体験にラフティングやアスレチックとさまざまな自然体験ができる欲張りなキャンプ場をご紹介します。
公開日:2021年3月31日
わが子に今後させたい自然体験は?
アンケート調査によると、わが子に今後体験させたい自然遊びの1位がキャンプ、2位が天体観測、3位がアスレチック体験、4位がスキー、5位が農業体験と言う結果に。「都会ではなかなか体験できない自然遊びを体も心も成長する小学生のうちは特にやらせてあげたい!」「コロナ禍で密を避けたいので、遊園地や屋内の遊び場よりも屋外で遊ばせたい」という方も多いのでは。
調査地域
全国
調査対象
小学生・中学生・高校生のお子さまをお持ちの保護者のかた
調査期間
2021年2月5日~2021年2月8日
調査手法
WEBアンケートによるベネッセ調べ
有効回答数
208名
おすすめの自然体験施設をご紹介!(関東編)
「農園リゾートTHE FARM」(千葉県)
都心から1時間半程度ながら、思い切り自然体験が楽しめる千葉の人気キャンプ場「THE FARM」。収穫体験ができる農園、動物と触れ合えるミニ牧場、ジップラインを始めとしたアスレチックにカヌー体験と、一年を通してさまざまな自然体験が楽しめる。日帰りBBQ、手ぶらで宿泊できるグランピングやコテージもあるので、キャンプ初心者にうってつけです。
https://www.thefarm.jp
まなびポイント
施設内では、田植えにボタニカルオイルランプ作り、タケノコほり、イースターエッグハントなど、年間を通してさまざまな外遊び体験を開催中。詳細はHPでご確認の上、事前に予約を!
「北軽井沢スウィートグラス」(長野県)
電源なしのシンプルなテントサイトからタープやハンモック付きのコテージ、絵本に出て来そうなツリーハウスまで、充実した宿泊施設があるキャンプ場。屋根付きのドーム型のトランポリンが常設されたトランポリン広場も子どもたちに大人気。5/22〜7/4では、新緑の北軽井沢を楽しむイベント「きたかるフォレスタ!」を開催。他にも場内や自社所有の山に入るツアーなど、家族で自然を楽しみながら学べるコンテンツがたくさん!
https://sweetgrass.jp/
まなびポイント
火おこしや落ち葉アート、昆虫探しなど、季節を通したフィールドワークツアー「SGおしぎはっぱ隊」に参加すると、探検中に感じたことや発見したことを絵や文でフィールドノートを記録することで、自分だけのオリジナルアウトドア辞典を作成することができます。
「リバーパーク上長瀞オートキャンプ場」(埼玉県)
都内から2時間弱で本格的なラフティング体験ができるキャンプ場。キャンプ場の敷地内に、直営のツアー会社が併設されているため、手軽にラフティング体験が楽しめる。キャンプ場に宿泊すると移動もなしでラフティングツアーが最大1,000円割引き料金で参加できるのも魅力的。テントサイトの他エアコン完備のログキャビンもあり。シーズン中は込み合うので事前にご予約を!(ラフティングは1年生~可能)。
https://www.riverpark.jp/raft/
まなびポイント
プロのガイドが同行する約7キロの川下りでは、天然記念物の岩畳を川から見上げたり、流れの緩やかな場所で泳いだりすることで、川の知識を深められます。もちろん、鳥や亀、すっぽん、なまずとさまざまな自然の生き物にも出会えます。
「ライジングフィールド軽井沢」(長野県)
軽井沢駅北口から車で10分、国立公園内に位置する4万坪のアウトドアリゾート。国内初、4階層のスカイアスレチック「アウルアドベンチャー」を始め、パパ&ママがテントの設営で忙しい時間帯に、子どもを預かってもらいながら場内の探検や火起こし、ワークショップなどのアクティビティに挑戦できる「キッズアドベンチャー」も人気。他にも、子どもたちの生きる力を高め、家族の絆を深めるためのアクティビティ、イベントが多数。“自分の殻を破り、新たな一歩を踏み出し、新たな自分と出会える体験を”。スタッフが見守る中、安心して失敗できる環境があることで、子どもたちはトライ&エラーを重ね、チャレンジすることができます。
https://www.rising-field.com/rfk-main
まなびポイント
夏は期間限定で、場内の川で行うニジマスの掴み取り大会も開催。快も不快もしっかり感じ、情動記憶に残るかけがえのない体験に。もちろん、達成できればその子の自信にも繋がります。
「みずがき山森の農園キャンプ場」(山梨県)
都心からわずか2時間程度にもかかわらず、標高1500mの白樺の原生林に囲まれたキャンプ場は、キャンプ場自体が大自然そのもの周辺の森を散策すると、しかやリス、うさぎやきつねなど様々な動物と出会え、夜空を見上げると、天然プラネタリウムのような見たこともないほどの星が。自社農園では無農薬野菜の収穫体験も人気で、その味は今まで食べたことがないほど感動する美味しさ。野菜嫌いな子もモリモリ食べられます。
https://mizugakiyama.com
まなびポイント
5/2~3は五右衛門風呂外壁ペインティング、6~11月は土日限定でカッティングボード作りや巣箱設置体験も。野菜の植え付け・収穫体験は5~11月毎月可能。詳細はHPで確認を!
自然体験を通して楽しみながら子どもの五感を磨くことは、あらゆる能力をつける一番の早道です。
まとめ
自然遊びが慣れないと、最初は「虫が怖い」、「足が汚れる」なんて言う子どもやママパパも(!?)いるかもしれませんが、親子で一緒に楽しむうちに、子どもは目を輝かせてさまざまな発見をし、その姿を見て親は「連れて来てよかった」と感動するはずです。都会やゲームでは味わえない大自然でのさまざまな体験を通して、五感を磨き、違いや本物が分かり、最後までやる抜く力、まさに非認知能力が養えるかもしれません。
〇取材・文 加藤朋美