ベネッセコーポレーションでは、大阪市の委託を受けて、大阪市立茨田東小学校とともに教科におけるプログラミング教育に取り組んでいます。

2017年4月から先生方と検討を重ねて約半年。1学期に検討した授業案や指導ツールをもとに、2学期から、それぞれの研究授業が予定されています。まず9月20日に、2年生の音楽で、担任の先生によるプログラミングの研究授業が行われました。

「村まつり」の音楽を題材に、前時でおこなった拍のまとまりをとらえたり、手拍子をして楽しむ活動をもとに、本時では、1人1台のタブレットでScratchを使い、班ごとにリズムのパターンを組み合わせて、「村まつり」の主旋律に合うようなリズムを作りました。最後は班ごとに、「村まつり」を歌いながら、自作のリズムを鳴らしました。

研究授業終了後は、先生方とともに研究討議会を行いました。プログラミングだと、リズムの「繰り返し」が意識しやすくなること、主旋律につられずにリズムを正確に奏でることができることなど、有用性が確認されました。

弊社は、先生方の意見を反映させた授業設計支援や、リズム作りができるようなScratchの教材を開発し、提供いたしました。

茨田東小学校のブログでも授業の様子が掲載されています。