小学校入学準備インフォ
ランドセルや学習机などの準備から、身につけておきたい生活習慣・学習習慣まで、入学準備に関する情報をご紹介します。
小学校での生活のようすを知っておくと、お子さまとふだん接するときにも、入学後を意識することができます。
スタートで戸惑わないよう、一日の流れをイメージしておきましょう。
起床
—園生活と比べて早起きになるかたが多いのではないでしょうか?
決まった時間に起きて、自分で身支度をするなど、今できることから徐々に調整していきましょう。
きちんと朝食を食べる子ほど正答率が高かったというデータもあります。
忙しい朝ですが、余裕をもって行動したいですね。
登校
—子どもたちだけでの登下校、やはり不安ですよね。
できれば入学前に時間をみつけて通学路の確認を行いましょう。
授業
—1コマ45分の授業。ほとんどの小学校では、午前中で4時間目まで行います。
いわゆる座学というものではないのでそれほど心配いりませんが、
「人の話をきちんと聞く」「集中して取り組む」などは年長さんのうちから、意識しておきたいものです。
給食
—保護者の方の時代は、「時間内に終わらないと1人残って食べさせられた」という話も聞きますが、今は、強制はしないようです。
文部科学省も、苦手なものは段階的に勧めることを発信しています。
※2 参考:食に関する指導の手引-第二次改訂版-(平成31年3月)第6章 個別的な相談指導の進め方 「偏食のある児童生徒」の項|文部科学省
下校
—下校時間はだいたい14:00~15:00。
ただ、入学して2週間くらいは、給食もなく、午前中で終わります。
お仕事をお持ちのかたは、入学式前の春休み期間含め、子どもの居場所確保が必要です。
学習
—1年生になると、0〜30分勉強している子どもが約38%、30分〜1時間勉強している子どもが約46%という結果が出ています。
年長さんのうちから、ご家庭でも机に向かう習慣づくりに取り組みましょう。
家庭学習では、「できて当然」ではなく、ほめてあげることを常に意識し、
「学ぶ楽しさ」を教えることを大切にしてください。
就寝
— 「寝る子は育つ」のことわざの通り、小学校低学年のうちは、9~10時間程度の睡眠時間が必要とされています。
小学生スタイルに徐々に慣らすようにしましょう。