さまざまなタイプの中学校が増える中、
中学受験でも学校選びは重要。
中学受験には、「私立校」と「公立校」があります。
どのような違いがあるのでしょう。詳しく見ながら、
お子さまに合った進路を考えてみましょう。
私立中学校は4教科を中心とした教科試験ですが、一般的に公立中高一貫校では知識を総合して答える「適性検査」や「作文」が出題されます。
公立中高一貫校は他の公立中学と同様、中学3年間は無償ですが、私立中学校の年間授業料は全国平均で約44万円かかります。
先輩ママから女子校の魅力を聞き、ぜひ娘も通わせたいと思いました。娘にも合っているようです。
他にはない独自の教育方針を持っていて、我が家の考え方ともマッチしていたので、安心できると考えました。
私立は塾などお金が必要だけど、公立なら家で受検勉強もできるし学校にかかる費用も安いので。
サッカークラブの友人に誘われました。本人もその気になり、本人が受検を決めました。
マイペースな性格な息子にとって、6年間のゆったりした学校生活がぴったりでした。
学校ごとに自由な校風と教育方針をもっています。先生の異動がなく、学び環境は安定しています。また、男子校、女子校があることも特徴です。
一般の公立中学、高校と同じ学費で、6年間一貫した教育プログラムを受けられます。また、子供の個性を重視する理念をもつ学校が多いのも特徴です。
どんな進路を選ぶかは、ご家庭の教育方針と共にお子さまがどんな進路になっても大丈夫な力を身につけておくことが大切です。将来、お子さまがどのような進路でも選べるよう、今から中学受験の土台を固めておきたいですね。
私立中学校の入試問題では、小学校の学習範囲を超えて出題されることが多いのが特徴です。また、単にどれだけの知識の量を持っているのかを見るのではなく、その知識を応用させて正答を導く「考える力」が問われることが増えてきています。
算数の入試問題の例公立中高一貫校の適性検査は、出題範囲が小学校の学習範囲に限られています。しかし、適性検査の場合でも、与えられた文章を読み取り、知識を活用して論理的に「考える力」が必要です。また考えた内容を表現することも問われます。
※1.調査概要
- ●調査名称:中学受験に関する調査
- ●調査時期:2012年9月
- ●調査対象:首都圏(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)の小学3年生~6年生の子どもをもつ保護者5,256人(父親2,687人、母親2,569人)
- ●調査方法:インターネット調査
【調査対象について】約110万人のモニター母集団のうち、首都圏の子どもをもつ既婚者(28歳~54歳)約14万人に対して予備調査を実施。
このうち、小学3年生~6年生の子どもをもつ父親・母親にアンケートの協力を依頼。
学年ごとに、保護者の性別、子どもの性別、母親の就業状況別の比率に応じたサンプルが集まった時点で調査を終了した。
※2.調査概要
- ●調査名称:小学6年生とその保護者の中学校選択に関する意識と行動
- ●調査時期:2007年12月
- ●調査対象:全国の公立小学校に通う6年生とその保護者
- ●調査方法:郵送法による自記式質問紙調査
【調査対象について】小学6年生:1,501名(女子768名、男子718名、無回答・不明15名)配布数3,596通、回収率41.7%
保護者:1,504名(母親1,402名、父親89名、その他9名、無回答・不明4名)配布数3,596通、回収率41.8%
※調査対象者は、全国の公立小学校6年生のリストに基づいて無作為に抽出。小学6年生用の調査票と保護者用の調査票をあわせて郵送し、回収した。
※2-2.「中学受験を最初に思った(言いだした)人(第一志望校別)」より。
- 受験予定をたずねた質問で「はい」「まだ決めていない」と回答した保護者のみ対象。
- ●サンプル数:私立中学校(123)、公立中高一貫校(55)
※2-3.「教育費(第一志望別)」より。
- 教育費は千円単位の金額を回答してもらった。%値および平均金額は無回答・不明を母数から除いて算出している。第一志望校別は、「あなたのお子様に、中学受験をさせる予定ですか」の質問に対して、「はい」と回答した保護者を母数にし、さらに第一志望校の種類をたずねた質問項目への回答を用いている。
- ●サンプル数/私立中学校(119)、公立中高一貫校(47)
高校受験を意識せず、6年間で受験勉強以外のことをたくさん学んでほしかったから。