スマホでコミックやラノベもいいけれど、たまには趣向を変えて本格的な読書をしてみましょう。
最近は図書館や書店のデータベースが充実しているので読みたい本を探すのも簡単。
部活で忙しい高校生は、電子書籍のアプリを使いましょう。
自宅や学校など行動範囲の図書館をいくつも登録し、その中から読みたい本の蔵書検索ができる。貸出状況もひと目でわかり、本を予約することもできます。
テーマを入力すると、ジュンク堂書店、新書マップ・データ、近大デジタルライブラリーなど、全18件のデータベースから検索し一覧表示をしてくれます。
数学の問題をひたすら解くのもいいけれど、公式を暗記したり、
苦手なグラフ問題のイメージ化にスマホを役立てよう。数学だって隙間時間に勉強ができます。
リスニングや発音など、五感がものをいう英語学習とスマホは相性がとても良いものです。
リスニングや発音チェックだけでなく、スマホの音声認識が向上したことを受けて、
「話す」ことに重点を置いた英語アプリも登場しています。
とにかく暗記が多い社会科。効率よく暗記するために
フラッシュカードのアプリを活用しましょう。スマホでテキスト入力が面倒なときは、
エクセルに入力したデータを読み込んでくれるフラッシュカードがオススメです。
実験や観察が大切な理科は無料で試聴できる動画を活用しましょう。実際の映像を見ることは、
言葉だけの説明ではわかりにくい、イメージと体験による理解を促してくれます。
スマホのメリットは「時間」と「場所」に縛られないこと。
スマホを教科の勉強に使うだけではなく、普段から、“いつでも・どこでも”勉強できる環境を
作っておこう。勉強の効率がUPすれば、苦手科目に時間が使える!
スマホはこんなふうにいろいろな教科やシーンでの勉強に役立てることができる便利なツール。でも、けっしてスマホは教材や勉強の道具として完璧なものではありません。スマホと紙の教材とでは、それぞれ向き不向きがあることを理解しましょう。
このように、スマホを使った勉強は、調べたり、空いた時間を利用する勉強には向いていますが、
本当に試験などに必要な自分の学力を上げるには、紙の教材でまとまった時間を使っての勉強が必要です。
学習目的に応じて、紙と“使い分ける”ことが大事。