本プロジェクトについて
東京大学社会科学研究所とベネッセ教育総合研究所は「子どもの生活と学び」研究プロジェクトを2014年に開始し、小学1年生から高校3年生の約2万組の親子モニターを対象に、 お子さまの生活や学習の状況、保護者の皆さまの子育ての様子や教育への意識を追跡して調査し、その変化を明らかにしています。これにより、よりよい子育てのあり方やご家庭での働きかけについて検討することを目的にしています。
今日、少子高齢化、科学技術の発展、地球規模の気候変動など、世の中の変化が激しくなっており、そのような変化を考えると、子ども時代だけでなく、これからの社会を創造する若い世代の皆さまがどのようなことを考え、行動しているのかを明らかにする必要があると考えるようになりました。そこで2023年より、19歳以上の方を対象にした「若者の生活と学び」研究プロジェクトが発足しました。
この両プロジェクトの成果は、学校教育やキャリア教育の関係者、報道関係者などへの公表を通じて、社会に広くご報告するとともに、さまざまな教育活動や社会活動の実践に役立てていただく予定です。また、子育てや教育、子どもから若者への成長・発達を考察する客観的なデータとして、学術的にも広く活用してまいります。
子どもたち・若者たちのよりよい未来につながる研究を行ってまいりますので、本研究プロジェクトにご注目いただきますようお願い申し上げます。
「子どもの生活と学び」研究プロジェクト
「若者の生活と学び」研究プロジェクト 代表
東京大学社会科学研究所 教授
佐藤 香
ベネッセ教育総合研究所 所長
野澤 雄樹
どんなプロジェクトなの?
「子どもの生活と学び」「若者の生活と学び」 両研究プロジェクトは、
子どもの生活や学習、保護者の子育て、若者の生活や学びや仕事の「いま」を知り、
変化を明らかにすることを通して、子どもの成長発達に対する
よりよい社会の支援や家庭の働きかけを検討することを目的としています。
今日、少子高齢化、科学技術の発展、地球規模の気候変動など、社会は激しい変化の渦中にあり、
学校教育や働き方といった子どもや若者をとりまく環境にも変化が見られます。
またこれらの変化は、保護者による子育てや家庭教育にも影響を与えていると予想されます。
このプロジェクトでは、子どもとその保護者、若者を対象とした
複数年にわたる中期的な調査により、以下の点を明らかにします。
- ①子どもの生活や学び、保護者の子育ての実態、若者の生活や学びや仕事などの「現在の様子」
- ②上記について複数年にわたって調査を行うことでわかる「時代の変化」と「個人の成長」
調査のイメージ
どんなことを調査するの?
お子さまには、日ごろの生活や学習の様子について、保護者の方には、子育てや教育に対する考え方について、
若者の方には、日ごろの生活や学びや仕事の様子についておたずねします。
調査対象: |
全国の小学1年生から高校3年生までの子ども・保護者 全国の19歳以上の若者(調査年度に19歳以上を迎える方) |
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調査内容: |
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調査方法: | WEBによるアンケート調査(予定) |
調査回数: | 年間1~3回程度 ※複数年の継続的なご協力をお願いいたします。 |
協力謝礼: | 調査1回につき500
円(図書カード、Amazonギフト券など) ※ご協力いただいたすべての方・ご家庭に、謝礼をその都度お送りいたします。 |
データはどんなことに活用されるの?
調査結果は、今後の子育てや教育、若者の活躍のあり方を検討するための大切な資料として活用します。
また、さまざまな社会活動に役立てていただけるよう、幅広く公表していきます。
- ●調査にご協力いただいた方には、定期的に調査結果をご報告します。
- ●調査結果は、東京大学社会科学研究所とベネッセ教育総合研究所が共同で分析を行い、今後の子育てや教育、若者の活躍のあり方を検討するための資料として活用いたします。また、東京大学社会科学研究所ならびにベネッセ教育総合研究所のウェブサイトでも公表し、子育て中の保護者や、学校教育関係者、キャリア教育関係者、省庁や官公庁など幅広い方々にご活用いただきます。
- ●個人が特定される情報は除いたうえでデータを一般公開しています。子どもや若者の成長発達に関心のある研究者に無償でデータを提供することで、よりよい研究成果が生まれ社会に還元されることを目指しています。
プロジェクトメンバー
- プロジェクト代表者
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東京大学社会科学研究所 教授
佐藤 香 -
東京大学社会科学研究所 特別教授
石田 浩 -
東京大学社会科学研究所 准教授
藤原 翔 -
東京大学社会科学研究所 特任准教授
大野 志郎 - ボード会メンバー ※50音順
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学習院大学 教授
東京大学 名誉教授
秋田 喜代美 -
立教大学 特任准教授
大﨑 裕子 -
京都大学 教授
松下 佳代 -
お茶の水女子大学 名誉教授
青山学院大学 客員教授
耳塚 寛明 - 若者の生活と学び研究プロジェクトメンバー ※50音順
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東京理科大学 准教授
大島 真夫 -
北海道大学 助教
田中 孝平 -
早稲田大学 教授
濱中 淳子 -
関西大学 教授
山田 剛史 - ワーキンググループメンバー ※50音順
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北里大学 講師
猪原 敬介 -
山梨大学 准教授
小野田 亮介 -
宝塚大学 准教授
数実 浩佑 -
近畿大学 講師
豊永 耕平
- プロジェクト代表者
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ベネッセ教育総合研究所 所長
野澤 雄樹 -
ベネッセ教育総合研究所 主席研究員
木村 治生 -
ベネッセ教育総合研究所 主任研究員
岡部 悟志 -
ベネッセ教育総合研究所 主任研究員
松本 留奈 -
ベネッセ教育総合研究所 研究員
福本 優美子 -
ベネッセ教育総合研究所 研究員
朝永 昌孝 - 調査スタッフ
- ベネッセ教育総合研究所 主任研究員
中島 功滋 - ベネッセ教育総合研究所 スタッフ
大内 初枝 - ベネッセ教育総合研究所 スタッフ
渡邉 未央
データの取り扱い
プライバシーの保護に万全の配慮をし、皆さまからお預かりした情報を安全に取り扱う体制を整えています。
- ●アンケートへのご記入はすべて無記名で行います。
- ●アンケートにご記入いただいた内容は、個人が特定できない統計データとして処理いたします。
- ●モニター登録の際にいただく個人情報は、調査実施や謝礼発送に関わるご連絡の目的で利用します。
お預かりした個人情報は厳重に管理いたします。