『これからの幼児教育』 2016年度 夏号 【特集】幼児の非認知能力を育てる保育者を、どう育成する?

子どもたちの非認知能力を十分に育てられているかどうかは、園によって大きく異なるのが実情のようです。園全体の保育の質を高めるためには、保育者の資質・能力を高めることが必要になります。
保育者不足も問題とされる状況下で、どのように保育者の資質向上を図ればよいかを考えました。

表紙/裏表紙
東京都 社会福祉法人仁慈保幼園 多摩川保育園

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誌面目次 / はじめに

【第1特集】幼児の非認知能力を育てる保育者を、どう育成する?

  • ■インタビュー
    保育記録と園内研修を活用して、
    園全体で非認知能力を育む

     聖心女子大学文学部 教授 河邉 貴子

    ■事例1
    園としての哲学を共有し
    保育者間の対話を促して
    園全体で育ち合う風土をつくる

     社会福祉法人仁慈保幼園 多摩川保育園(東京都・私立)

    ■事例2
    園内に育んだ「信頼感」をベースに
    保育者が子どもと一緒に
    伸びていく環境づくり

     認定こども園 せんりひじり幼稚園(大阪府・私立)
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データから見る幼児教育

【第2特集】すべての子どもが育ち合う
園での「インクルーシブ教育」

「指示がよく理解できない」「衝動的な行動が多い」といった気になる子どもが増えていると指摘する保育者は少なくありません。脳機能の発達の偏りによって、生活上のさまざまな困難をきたす 「発達障害」がある子どもへの対応が課題となる中、障害の有無に関わらず、すべての子どもがともに生活しながら、個に応じた適切な指導・支援を受けられる園での「インクルーシブ教育」が注目を集めています。

  • ■インタビュー1
    保育者の工夫、配慮によって
    ともに認め合う園をつくる

     お茶の水女子大学 副学長 榊原 洋一

    ■インタビュー2
    寛容性を高めた保育の中で、
    保育者が子どもとともに豊かな成長を果たす

     東京都立小児総合医療センター 藤原 里美
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