2006/06/29

若者の仕事生活実態調査報告書-25~35歳の男女を対象に-[2006年]

報告書の概要

概要

25~35歳の男女2,500名を対象に「現在の仕事と生活の様子」と「子ども時代の体験」について質問。アンケート調査に加えてインタビュー調査も行い、現代の若者の「実態」はもちろん、「これまでの歩み」や「将来展望」にまで迫っています。

調査項目

生活時間/親子・友人関係/仕事で重視すること/現在の生活で思うこと/価値観/インタビュー(子ども時代の体験、親離れしたきっかけ)/等

調査時期

A.アンケート調査:2006年1月
B.インタビュー調査:2006年2~7月

調査対象

A.アンケート調査:25~35歳の男女(ただし、学生を除く)、2,500名
B.インタビュー調査:アンケート回答者のうち首都圏在住の男女25名

調査報告書の目次・詳細

調査概要・基本属性

序章 「若者の仕事生活実態調査」
   -調査の目的と調査結果のポイント-

東京工業大学助教授 土場学

第1部 基礎データ編

第1章 生活の様子
ベネッセ教育研究開発センター研究員 朝永昌孝

第1節 日頃の生活時間
1. 仕事の時間 ~仕事時間と通勤時間~
2. 起床・就寝時間、睡眠時間
3. 余暇の様子

第2節 ふだんの生活行動

第3節 日頃の人間関係
1. 友だち関係
2. 親子関係
3. パートナーとの関係

第4節 生活にかかわる意識
1. 現在の生活について思うこと
2. 価値観
第2章 仕事にかかわる意識
ベネッセ教育研究開発センター研究員 朝永昌孝

第1節 仕事をする上で重視すること
1. 仕事をする上で重視すること(有職者)
2. もし働くとしたら、仕事をする上で重視すること(無職・専業主婦)

第2節 仕事をしていて感じること
第3節 ふだんの仕事のなかでできていること

<解説・提言(1)>
「30代の悲鳴」

東京大学教授 矢野眞和
第3章 子ども時代の様子
ベネッセ教育研究開発センター研究員 岡部悟志

第1節 子ども時代の体験
第2節 子ども時代の親の様子
第3節 子ども時代に親が重視していたしつけ
第4節 子ども時代の体験と成人してからの態度・能力の関係
第5節 子ども時代の得意・苦手

<解説・提言(2)>
「25~35歳の若者が社会に出た1990年代の労働市場」

労働政策研究・研修機構統括研究員 小杉礼子(監修)

第2部 分析編

第1章 働く若者の世界
ベネッセ教育研究開発センター研究員 岡部悟志

第1節 代表事例の紹介<6名>
第2節 仕事の充実感について
第3節 仕事における態度・能力と子ども時代の体験
第4節 他者との交流体験から得られた態度・能力
第5節 親離れしたきっかけ・エピソード
第6節 まとめ

<解説・提言(3)>
「キャリアモデルを活用した教育の可能性」

愛媛大学助教授 佐藤浩章
第2章 無職の若者の世界
ベネッセ教育研究開発センター研究員 神田和恵

第1節 事例の紹介<4名>
第2節 インタビューを踏まえたアンケートの分析
第3節 まとめ
第3章 専業主婦の世界
ベネッセ教育研究開発センター研究員 神田和恵

第1節 事例の紹介<5名>
第2節 インタビューを踏まえたアンケートの分析
第3節 まとめ

<解説・提言(4)>
「『子どもの自立』は『親の自立』」

立正大学教授 臨床心理士 宮城まり子

年表 25~35歳の若者が歩んだ時代環境の変化

資料編

調査票見本
基礎集計表

調査企画・分析メンバー