2017/01/13

アクティブ・ラーニングを活用した指導と評価研究 分析事例Ⅱ 東京都立戸山高等学校「SSH」における課題発見能力,課題探究能力,成果発表能力(日本語・外国語)の育成と家庭基礎ホームプロジェクトでの取り組み

研究の目的

 次期学習指導要領でも目指されているこれからの社会を生き抜くために必要な資質・能力の育成にはどのような指導や評価が必要になるのか。
 ベネッセ教育総合研究所カリキュラム研究開発室では、「アクティブ・ラーニングを活用した指導と評価研究」を立ち上げ研究を進めている。
 今回とりあげる東京都立戸山高等学校は「国際社会に貢献するトップリーダーの育成」をミッションとし、自主自立という伝統を重んじながら、時代の要請に応じた先駆的な教育を推進している。本研究では、国際的に通用する科学者の育成を目指し、探究的な学びが行われているスーパーサイエンスハイスクール(SSH)における取り組みと、探究活動の基礎となる力を育む家庭基礎における「ホームプロジェクト」に着目し、東京都立戸山高等学校の先生と、研究者にご参加いただき、その指導と評価について分析・研究を行った。

報告書を一括ダウンロードする。

≫ PDFダウンロード

レポートの概要

●タイトル

アクティブ・ラーニングを活用した指導と評価研究 分析事例Ⅱ
東京都立戸山高等学校 「SSH」における課題発見能力,課題探究能力,成果発表能力(日本語・外国語)の育成と家庭基礎 ホームプロジェクトでの取り組み

●研究方法

行われている探求活動の狙いや教材、活動内容、工夫、評価方法などについて聞き取りを行い、
指導と評価のポイントをディスカッションを通じて明らかにする。

●研究参加者

東京都立戸山高等学校 SSH部主任/理科主任/化学/田中 義靖先生
主任教諭/家庭科/荒井 きよみ先生
東京女子体育大学 教授 田中 洋一先生
東京学芸大学 准教授 北澤 武先生
ベネッセ教育総合研究所カリキュラム研究開発室 研究員

●研究期間

2016年11月

レポートの目次

レポートの目次

Ⅰ-1 研究方法と研究体制
Ⅰ-2 東京都立戸山高等学校 SSHにおける探求活動及びその基礎となる
家庭基礎ホームプロジェクトの習得を目標とする能力

SSH

Ⅰ-1 課題研究3年間と各学年の習得を目標とする能力
Ⅰ-2 学習環境の構築 学びの機会を数多く提供
Ⅰ-3 SSⅠ(化学)1年間の探究学習の流れ
Ⅰ-4 ねらい
Ⅱ-1 分析結果 SSH化学での探究活動の指導と評価の工夫
Ⅱ-2 分析結果 SSH化学での探究活動の指導と評価の工夫
Ⅲ. 生徒の意識の変化 独自アンケート結果より
Ⅳ. まとめ

家庭基礎 ホームプロジェクト

Ⅰ-1 学習の流れ
Ⅰ-2 ねらい
Ⅰ-3 ポスター発表のねらいと流れ
Ⅱ. 生徒の変化
Ⅲ. 分析結果 指導と評価の工夫
Ⅳ. まとめ