【特集18】変わる学校教育、その変化の潮流と課題を読み解く ~「第6回学習指導基本調査」より~

 当研究所では、2016年8~9月に、小・中・高校の教員を対象として「第6回学習指導基本調査」を実施した。この調査は、小・中学校は約20年間、高校は6年間の学校での学習指導の実態や教員の意識の変化をみることが可能な経年調査である。
 現在、次期学習指導要領や大学入試改革などの一連の教育改革が実行段階に移ろうとしている。果たして、それらの意図する学びの質の転換は本当に学校現場において大きなうねりとなっていくのだろうか。実現のための課題は何か。
 本特集では、調査データをもとに、これまでの学校教育の軌跡もたどりながら、学校が抱える様々な課題や今後のあり方について考えていきたい。
第6回学習指導基本調査DATA BOOK
大妻嵐山中学校・高等学校 教頭 久保島 昌一 先生
2017年9月12日掲載
首都大学東京 都市教養学部 准教授 西島 央 先生
2017年9月27日掲載
ベネッセ教育総合研究所 初等中等教育研究室 研究員 吉本 真代
2017年11月21日掲載