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お子さまのオトナ度診断 結果発表! お子さまのオトナ度診断 いざ診断!

これからの時期は、体も心もぐんと成長。それぞれの項目のスコアが高ければ、自立は順調に進んでいます。逆に低いからといってがっかりすることはありません。1~2点の項目については、さらにチェックが入るよう促し、自立のきっかけをつくっていきましょう。 これからの時期は、体も心もぐんと成長。それぞれの項目のスコアが高ければ、自立は順調に進んでいます。逆に低いからといってがっかりすることはありません。1~2点の項目については、さらにチェックが入るよう促し、自立のきっかけをつくっていきましょう。
スコアの数値は「1だからダメ」「5だから自立完了」というものではありません。
オトナ度=自立の芽生えの目安として、下の各項目の案内とあわせてご活用ください。
先生のお話
先生 先生

体とともに精神面も大きく成長する時期は個人差が大きいうえに、反発していると思ったら、妙に甘えてきたりとアンバランスさも目立ちます。そんなお子さまの様子に戸惑うことも多いでしょう。さらにこの時期に現れる行動は、必ずしも親にとって「うれしいもの」ばかりではありません。けれど、中学前後の不安定さは、次にくる安定への正しい道。大人になるためのワンステップにすぎません。できるだけ感情的にならず、「どう手を離していけばいいかな」と考えながら、お子さまの様子を見守ってあげてください。そして半年後、1年後と、「オトナ度診断」を再びチェックしてみてはいかがでしょう。きっと、お子さまの成長=自立を感じることができますよ。

宮城まり子先生 法政大学キャリアデザイン学部教授。臨床心理士。早稲田大学大学院文学研究科心理学専攻修士課程修了。キャリアカウンセリングを中心に、家族のカウンセリングなどを研究。 宮城まり子先生 法政大学キャリアデザイン学部教授。臨床心理士。早稲田大学大学院文学研究科心理学専攻修士課程修了。キャリアカウンセリングを中心に、家族のカウンセリングなどを研究。
自己主張について 自己主張について
一見、自立とは関係なさそうな「自己主張」ですが、この時期には大切なこと。「言うことを聞きなさい」が通用しなくなるだけではなく、親を否定したり批判したり、反論したりすることもでてきます。逆に親と口をきかなくなるのも自我の成長の表れです。親にとってはありがたくない行為が多いため、感情を揺り動かされてしまうことも。でも、いつまでも「親の言うことを聞きなさい」と上からおさえつけるのではなく、「やってみたら?」と任せ、少し引いた位置から見守ってあげることも大切です。
自主性について 自主性について
スコアが高ければ、自分で判断して主体的に行動できています。まだまだという場合は、「ヒントは出し、あとは子どもに任せる」方式で、どう判断して行動するかを見守ってみましょう。まったくその気がないようなら、「今までお母さんがやっていたけれど、これからは“こうして”自分でやるのよ」と例を出しながら話をもちかけ、お子さまと一緒に「自分でやること」を決めてみるのも手です。先回りして手助けしたい気持ちはグッと我慢。それが自立への近道です。
自己管理について 自己管理について
中学生の間に衣食住の自己管理ができるようになれば、その先も安心。スコアが低いなら、「これから自分でやること」を話し合って書き出し、実行してみてはどうでしょう。いわば親子間での「引き渡しの儀式」ですね。こうすることで親も「つい手を出してしまって…」ということがなくなり、お子さまも覚悟を決めて「自分でしなくちゃ」と思うようになるのです。自然な習慣として、自己管理=生活習慣を身につけていきたいものです。
学習について 学習について
自学自習への姿勢をチェックしています。スコアが低く“今一歩及ばず”なら、テストのあとに「見直ししてみる?」と声をかけたり、ポイントをしぼってアドバイスをしたりと、“きっかけづくり”をしてみましょう。全部教えてしまうのではなく、ヒントや導入部分だけを手伝い、あとは子どもに任せてみて。やったことに対しては「頑張ったね」と“きちんと見ているよ” “気づいているよ”という思いを伝えることで、お子さまの気持ちをくすぐって、やる気を持続させましょう。
人間関係について 人間関係について
自立が進むにつれ、親よりも友達との関係を優先するようになります。同じ悩みや不安を共有する仲間が精神的安定をもたらす大切な存在になってくるのです。この項目はスコアが低くても、あまり心配せず、「まだこれからなんだな」とお子さまの成長を待ちましょう。むしろ、スコアが高いときの保護者の気持ちのもち方が大切です。スコアが高いということは友達と信頼関係を築けているということ。それは親とは意識的に距離を置くことになるため、親にとっては心配でさびしいことですが、成長のプロセスのひとつと考え、「今は仲間の中で自分の立ち位置を見つけようとしているんだな」と見守って。