【比較】比較級,最上級について
どういう時に比較級だったら, more, 最上級だったら, mostを使うのですか?moreやmostの後ろに形容詞や副詞の時でいいのでしょうか?
進研ゼミからの回答
さっそく質問にお答えしますね。
【質問の確認】
比較級にmore,最上級にmostを使うのはどんな場合かというご質問ですね。
【解説】
形容詞・副詞の比較級,最上級は
★clever(形容詞「賢い」) → cleverer → cleverest
★fast (副詞「速く」)→ faster → fastest
のように-erや-estをつける場合もありますし,more,mostをつける場合もあります。
比較級と最上級には,まず大きく分けて,<規則変化>するものと<不規則変化>するものがあります。
<規則変化>するものの中には,
①-erや-estをつけて形を変化させるもの
②もとの形容詞・副詞の前にmoreやmostを置くもの
があります。
これらの使い分けは,比較的長い単語(2音節の語の大部分と3音節以上の語)の場合に②,短めの場合に①の形とします。
単語の長さについて「音節」という言葉で説明していますが,ちょっとわかりにくいかもしれないので,教科書や「ゼミ」教材に載っているものから,①,②のどちらにあたるのかどんどん覚えて慣れていきましょう。
<規則変化>についてはおわかりいただけましたか。
これ以外に,good-better(比較級)-best(最上級)のように<不規則変化>する場合もあります。教材や辞書に載っていますので,なるべく覚えるようにしておいてください。
【アドバイス】
形容詞・副詞や,原級・比較級・最上級といった文法に関する言葉がたくさん出てきて混乱しがちな単元です。
まずはテキストの図を参考にして,その文が表している内容をしっかりつかむようにしてください。
それから単語のつづりのルールなどを覚えるようにするとよいですよ。
これで回答を終わります。これからも『進研ゼミ高校講座』を使って,わかりにくいところを得意にしていきましょう。