お子さまは春休みをどのように過ごしていらっしゃいますでしょうか。今回のテーマは春休み。調査結果からは、ゆっくり春休みを過ごしている場合もあれば、春休みに新年度の目標を立てて気持ちを新たにしたり、春休みの宿題や受験勉強に取り組んだりと、お子さまによってさまざまな過ごし方あることがわかります。春休みの宿題の内容や、春休みにどんな目標を立てたかなど、お子さまの春休みの過ごし方を具体的にご紹介します。
長期休暇のうち、保護者から見て、お子さまが最もゆっくり過ごしているのはどの休暇かを最初に伺いました。
なお、ここでいう長期休暇とは、夏休み・冬休み・春休みを指します。秋休みや寒中休みなどは含まれません。
【図1 長期の休みについて伺います。以下のうち子どもたちにとって、いちばんゆっくりできるのはどの休みだと思いますか?】

【図2 (横軸) 長期の休みについて伺います。以下のうち子どもたちにとって、いちばんゆっくりできるのはどの休みだと思いますか? (縦軸) あなたの小〜高校生のお子さまのうちいちばん上の学年のお子さまは以下のどれにあてはまりますか?】

全体の結果を見ると、「夏休み」という保護者が最も多く、続いて「春休み」という保護者でした。つまり、保護者が見たところでは、「夏休みの次にゆっくり過ごせるのが春休み」とうことですね。
一方、学年別に見ると、「春休みが最もゆっくり過ごせる」という回答は、新高1生の保護者に特に多いことがわかります。この学年では、「夏休み」の倍以上になりました。新高1生のお子さまは、受験を終えて一段落といったところでしょうか。もちろん、春休みに高校進学に向けての準備などは必要でしょうが、中3の夏休みや冬休みは受験勉強で忙しかったため、受験後の春休みをゆっくり過ごすケースが多いようです。
続いて伺ったのは、春休みのお子さまの忙しさについて。また、春休みの宿題が出るかどうかについても、伺っています。
【図3 お子さまの春休みの忙しさはどのくらいだと思いますか? 近いものをお選びください】

【図4 (横軸)お子さまの春休みの忙しさはどのくらいだと思いますか? 近いものをお選びください。 (縦軸) あなたの小〜高校生のお子さまのうちいちばん上の学年のお子さまは以下のどれにあてはまりますか?】

【図5 春休み中の宿題や課題は出ましたか?】

【図6 (横軸)春休み中の宿題や課題は出ましたか? (縦軸) あなたの小〜高校生のお子さまのうちいちばん上の学年のお子さまは以下のどれにあてはまりますか?】

最も多かったのは、「春休みは、子どもは忙しくない」という保護者。「あまり忙しくない」「まったく忙しくない」を合わせると全体の約5割に及びました。
もっとも、学年別では、新中2生、新中3生、新高2生、新高3生の4学年において、「忙しい」という声が過半数を占めました。高校受験や大学受験に向けての勉強があるためでしょうか。一方、新高1生は、前後の学年に比べると、「忙しい」の割合が低くなっています。図2の結果と同様ですね。
お子さまが忙しいのは、「宿題をしなければならない」という理由もあるようです。「子どもには、春休みに宿題が出た」という保護者は、全体の約4割に達しました(図5参照)。
図6を見ると、「春休みに宿題が出た」割合は、新中1生から、学年が上がるにつれて高くなり、新高1生でピークを迎えています。ピークである新高1の場合、春休みの宿題が出された割合は、8割を超えました。春休みを比較的ゆっくり過ごすという新高1生でさえ、宿題にはしっかり取り組む必要があるようです。
では、春休みにはどんな宿題が出るのでしょうか。春休みに宿題が出される割合が最も高かった新高1生を中心に、宿題の内容を具体的にご紹介します。
【新高1生の春休みの宿題の内容】
このような宿題は、もちろん進学先から出されています。英語・国語・数学の主要3科目について、中3までの復習をさせるものが多いようです。
最近は、入学後に勉強法のオリエンテーションがあるなど、勉強についてていねいな指導を行う高校が増えています。こうしたことを背景に、保護者世代には珍しかった新高1生への春休みの宿題が、少なからず課されるようになっているのではないでしょうか。
他学年への春休みの宿題も見てみましょう。新中1生のお子さまの保護者からは、「小学校から出された宿題を、4月に中学校に提出することになっています」「英語の授業に備えて、アルファベットを覚えてくるように、中学校から言われました」といった声が寄せられています。また小学生のお子さまの保護者からは、「漢字や計算、地理についてのプリントが出されました」といった勉強についての宿題のほかに、「お手伝いをするように言われたそうです」「体力づくりのための運動メニューが配られました」など、生活習慣についての宿題が出されたという声も少なくありませんでした。
また、勉強面での宿題の場合は、どの学年でも、予習よりも復習を重視していました。
最後に、新年度に向けて、お子さまが春休みにどんな目標、やりたいことを話してくれたかを伺いました。
【図7 あなたは、この春休みに、お子さまから新年度の目標、やりたいことについて聞きましたか?】

春休みに、お子さまから新学期の目標ややりたいことを聞いた保護者は、全体の約33%でした。
では、お子さまはどんな目標・やりたいことを話したのでしょうか。
新高1生の保護者からは、「勉強だけでなく、部活にも学校行事にも積極的に参加すると、意気込みを語ってくれました」「うちの子どもは工業高校に入学するのですが、入学してすぐに電気関係の免許を取ると言って張り切っていました」といった声が寄せられています。中には、新高1生の段階から「大学受験を意識した勉強の計画を立てると言っていました」という声も。
新中1生の保護者からは、「勉強と部活を両立したいと言っていました」という声が目立ちました。また、小学生の保護者からは、「自転車に乗れるようになるのが目標だそうです」「二重跳びを10回以上できるようになりたいとのこと」「学校の委員会活動でやるべきことをしっかりやりたいと言っていました」など、勉強以外のさまざまな活動に目標を立てていたという声が聞かれました。
(まとめ)
春休みは、学年の締めくくりであると同時に、新学年への準備期間でもあります。勉強面では、前の学年で習った内容を振り返ったり、これからの学年の内容を予習したりする絶好の機会。今回の調査では、進学先の学校から、復習中心の宿題が出されるケースも少なくないことがわかりました。学年によっては比較的のんびりと春休みを過ごす場合もあるものの、受験への準備が必要な学年の場合は、保護者から見ても忙しい春休みを過ごすことが多いようです。
また、春休みにお子さまから、新年度に向けての目標や抱負を聞くという保護者も。確かに、昨年度を振り返ったうえで、新年度の目標を立てるには、春休みは良いタイミングですね。みなさんもこの機会に、お子さまが新年度にどんなことをやろうとしているか、どんな経験をしてみたいと思っているかを、聞いてみてはいかがでしょうか。その目標が達成できたかどうかを、1年後の春休みにお子さまと一緒に振り返ってみるのも良いかもしれませんね。
コメントは編集部がルールに基づき確認してから掲載します。
掲載されたコメントは、あくまでも個人の意見や考えを基にしており、内容については編集部では保証できません。
009627春休みの過ごし方(宮城県:2009/02/26 16:34)
小学校に入学したと思ったら、もうすぐ春休み。
どのように、春休みを過ごしたらいいか考え中です。
宿題はでるのでしょうか?
今まで習った復習もしかりやっておいた方がいいのでしょうか?
…
014726春休み中の学習は??(鹿児島県:2010/04/03 23:50)
春休みって宿題がないのが普通なのですが、
一年生の息子は宿題が出て一年生でやったプリントをもう一度印刷されていて「提出はしなくていいからしっかり復習してね。」という担任の先生のお心使い。
で…