2022/03/29
共同研究:小学校教員の「働き方」と「学び方」を両立できる学校つくりとは?
3者共同研究の立ち上げ
帝京大学町支研究室・横浜市教育委員会・ベネッセ教育総合研究所の3者共同で、教員の働き方と学び方を両立できる学校つくりについての、研究を立ち上げることといたしました。
課題認識
急激な社会の変化や、新型コロナが猛威をふるう中、子どもたち・社会にとっての学校の存在の重要性が高まっています。さらに学校では2020年度から小学校で「新教育課程」がスタートし、GIGA構想も含め新しい環境や新しい学び、教育内容を導入する必要があります。しかし、ベネッセ教育総合研究所の調査(小中学校の学習指導に関する調査2021)(調査の詳細はこちら)によると、先生方は、新教育課程で指導すべき内容に対する時間的な余裕やバランスのとり方に悩んでいる様子がうかがえます。
同調査で、「授業準備の時間が十分にとれない88.4%」という声もあり、予算や時間も増えない中、「子どもたちのためなら、なんでも」という教職員の熱意のみに頼る教育システムから脱却する必要があります。
その中で、先生方は働き方改革で、時間を減らしながらも、世の中の変化に対応し、教育方法を刷新していくためには学び続ける必要という、「働き方と学び方の両立」が求められています。
働き方改革の本来の目的は、子どもたちが主体的に学ぶために、教育活動の改善につなげることであり、「教職員一人一人の生き方や働き方の多様性を涵養し認め合う雰囲気の中で、全員が学校経営に参画し、学びの専門性を高め、自走する学校組織を創ることがこれからの学校つくり」です。
この共同研究では、教職員が生き生きと働き、学べている学校はどのような学校なのか、先生方個々の、学びや働き方と学校組織としての特性がどのようになっているのかを明らかにしていきます。
その中で、先生方は働き方改革で、時間を減らしながらも、世の中の変化に対応し、教育方法を刷新していくためには学び続ける必要という、「働き方と学び方の両立」が求められています。
働き方改革の本来の目的は、子どもたちが主体的に学ぶために、教育活動の改善につなげることであり、「教職員一人一人の生き方や働き方の多様性を涵養し認め合う雰囲気の中で、全員が学校経営に参画し、学びの専門性を高め、自走する学校組織を創ることがこれからの学校つくり」です。
この共同研究では、教職員が生き生きと働き、学べている学校はどのような学校なのか、先生方個々の、学びや働き方と学校組織としての特性がどのようになっているのかを明らかにしていきます。
研究概要
・調査対象:横浜市内小学校
・調査時期:2022年2月~3月
・調査対象:小学校管理職・教職員
・調査方法:Webによるアンケート調査
・調査項目:学校目標への関わり、管理職の関わり、校内における学びの状況、働き方の意識、成長実感など。
・調査時期:2022年2月~3月
・調査対象:小学校管理職・教職員
・調査方法:Webによるアンケート調査
・調査項目:学校目標への関わり、管理職の関わり、校内における学びの状況、働き方の意識、成長実感など。
想い
「教育・学び」という意義のある仕事にたずさわる先生方が、目標や働き甲斐をもって、専門性を磨き、人生を楽しんでいる姿は、その先生方と対話し、ぶつかりながら一緒に育つ子どもたちのロールモデルであり、学びへの刺激になるものと思います。そういう先生やこういった先生が集まる学校を多くしていきたい、という想いで取り組んでいます
また、次年度は、先生方が「働き方」と「学び方」を両立できる学校になるにはどうしたらいいのかについても、引き続き研究、実践活動を行い、その研究成果を現場・社会に還元していけたらと考えています。
これからの学校つくりに関する共同研究の成果にご期待ください。
また、次年度は、先生方が「働き方」と「学び方」を両立できる学校になるにはどうしたらいいのかについても、引き続き研究、実践活動を行い、その研究成果を現場・社会に還元していけたらと考えています。
これからの学校つくりに関する共同研究の成果にご期待ください。
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小中学校の学習指導に関する調査2021(調査の詳細はこちら)
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