2001/06/30

「コミュニケーション学習」の実践とその効果 [2000年]

報告書の概要

調査の概要

本実践は、東京都江戸川区立西小松川小学校において、第3学年における「総合的な学習の時間」の枠を利用して、平成12年度に1年間かけて実践された「コミュニケーション学習」を紹介したものです。
コミュニケーション・スキルの学習を通して、子ども一人ひとりの自尊感情を高め、相互尊重のできる人間関係の構築をめざすことを目標に実践されました。

調査対象

<対象学年(クラス)>
3年3組 児童数:男子13名、女子16名(合計29名)  担任:豊田英昭教諭

<実践校>
東京都江戸川区立西小松川小学校
全校児童501名。昭和23年に第二松江小分校として開校して以来48年の歴史を持つ。 「考える子・やりぬく子・明るい子」を教育目標に、学区城の特色を生かし、社会体験やボランティア活動を行うなど、特色ある教育活動を行っている。

調査報告書の目次・詳細

刊行のことば・もくじ
はじめに~研究の背景・目的ならびに報告所の活かし方について
Part1<実践編>
実践の概要/学習プログラムの指導計画
実践事例(1) キングとクイーンの「マジックチェア」
実践事例(2) 「三つの話し方」を考えよう
実践事例(3) 「三つの話し方」のうちのどの話し方ですか?
実践事例(4) さわやかさんでいってみよう
実践事例(5) よく聞くための方法
実践事例(6) 自分ってどんな人?
実践事例(7) 友だちにほめ言葉をプレゼントしよう
実践者の声、子どもの声
Part2 <研究編>
研究レポート(1)
「学級集団の成長」という視点から

園田 雅代
研究レポート(2)
「個々の子どもの成長」という視点から

中釜 洋子