【特集35】母親、父親、子どもの発達を家族システムの観点から検討する「乳幼児の生活と育ち」研究プロジェクトにおける5時点縦断ペアデータの分析から~第34回日本発達学会自主シンポジウム報告

東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター(以下、Cedep)とベネッセ教育総合研究所は、よりよい子育てのあり方やその支援方法を検討するため、共同で「乳幼児の生活と育ち」研究プロジェクトを推進しています。子どもの生活・発達や保護者の子育てを複数年にわたって調査し、それらがどのように変化するのかということや子どもが育つ環境と発達の関連性について明らかにしようとしています。
同プロジェクトの第1回~第6回の調査結果に基づき、2023年3月4日(土)に日本発達心理学会第34回大会にて自主シンポジウムを実施いたしました。今回は、家族システム的な観点から調査を分析した結果を改めて報告者よりご紹介いたします。
※特集22では2019年に行われたシンポジウム「新しい時代の"チーム育児"を考える」についてご紹介しています。
※特集28では2021年に行われたシンポジウム「乳幼児期の社会情動的発達を支える子育てとは? 」についてご紹介しています。
※特集29では2022年に行われたシンポジウム「乳幼児期の子どもの育ちを支える子育てとは?」についてご紹介しています。

【研究概要】

【企画趣旨】

野澤祥子(東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター 准教授)

【話題提供】

高岡純子(ベネッセ教育総合研究所 主席研究員)
江見桐子(東京大学大学院教育学研究科・日本学術振興会)
大久保圭介(東京大学大学院教育学研究科付属発達保育実践政策学センター特任助教)
則近千尋(東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター 特任研究員)

【指定討論】

神谷哲司(東北大学大学院教育学研究科 教授)
遠藤利彦(東京大学大学院教育学研究科 教授)