2017/05/29

「協働から個の思考を深める授業デザインとは」(常葉大学専任講師 佐藤和紀)実践者インタビューを公開しました

土屋 利恵子
ベネッセ教育総合研究所では、子ども自身が他者の知恵や意見を吸収して、自らの思考を深める学びを実現するために、「協働から個の思考を深める学びのモデル」の構築・実証研究を行いました(実証研究レポートはこちら)。この実証研究から得られた知見をシリーズで紹介していきます。
初回は、授業実践を行った常葉大学専任講師(実践時は東京都小学校主任教諭)佐藤和紀先生に、授業デザインの工夫について解説していただきました。
今回、子どもの思考を深めるために授業設計で工夫した点として、3つのポイントがあげられています。
  1. 一連の授業を同じ流れでデザインする
  2. 「問題点は何か?」という同じ発問を繰り返す
  3. 思考のプロセスを教えることで、子どもが自ら考えることを支援する
■また、本実証研究については、研究レポート、授業ビデオ、思考力評価ツール(ルーブリック)等を公開しておりますので、ぜひ併せてご覧ください。
「協働から個の思考を深める学習モデル」実証研究レポート ~主体的・対話的で深い学びを実現するためのICT活用と評価の実践~