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できたよ!マット運動

マット運動は苦手……というお子さんも多いのではないでしょうか? でも、身体のすべてを使うマット運動は、あらゆるスポーツの基本ともいえます。 これを覚えると、身体の柔軟性と筋力が高まり、自然に運動能力の向上につながっていきます。 マット運動ができるようになるには、ちょっとしたコツを覚えるだけ。 今までできなかった技ができた時、お子さんは最高の笑顔を見せてくれることでしょう。 ぜひ、お子さんと一緒に挑戦してみて下さい!!

【オープニング】

第1回「準備運動」

準備運動

トレーニングを始めるうえで、大切なのが準備運動。
けがをしないために、しっかり身体をほぐしておきましょう!
マット運動では普段動かさない筋肉をたくさん使います。 急な運動は筋肉を痛めますので、たっぷり時間をかけてストレッチを行いましょう。

【準備運動① 左右開脚】

足がたくさん開くと側転や開脚前転に役立つ。

【準備運動② エビのポーズ】

背中が丸められると、前転や後転がやりやすくなる。

【準備運動③ 腹筋運動】

腹筋を鍛えると、前転をするときに楽に起き上がれるようになる。

第2回「前転」

前転

準備運動が済んだら、いよいよマット運動を始めましょう。最初のテーマは前転!
前転は、マット運動の中でも基本的な技です。ポイントをおさえて、スムーズに前転ができるようになりましょう!

【前転のポイント】

脚の近くに手をつき、スムーズに回るのを目標にする。

【前転の基本練習① ゆりかご】

前後に揺れ、身体を回転することになれていく

【前転の基本練習②背倒立から立ち上がる】

かかとをお尻に近付けて、腹筋を使って立ちあがる。

【前転の基本練習③坂道を使って前転】

お尻を上にあげ、身体を丸めたまま回転する。

第3回「後転」

後転!

前転ができたら、後転にも挑戦してみましょう。
後転は、回る時、後ろが見えないため不安に感じるかも知れません。 でもちょっとしたポイントを押さえれば、前転と同じように回転することができます。

【後転のポイント】

へそをみるように丸るまり、そのまま後ろに倒れる。

【後転の基本練習①坂道を使って後転】

背中を丸めたまま、勢いをつけて回転する。

【後転の基本練習②補助付き後転】

回転を始めたら補助者が腰をもって回転を助ける。

第4回「開脚前転」

開脚前転

次のトレーニングは開脚前転!
前転しながら脚を開いて、そのまま立ち上がるのが開脚前転です。 回転の勢いや脚を開くタイミングなどをしっかり身につけましょう!

【開脚前転のポイント】

足が地面に着きそうになってから脚を開く。

【開脚前転の基本練習①台から立ちあがる】

両手を台に押しあて、膝を曲げないで立ちあがる。

【開脚前転の基本練習②補助付き開脚前転】

両手が床に着いたら、補助者が腰を支える。

第5回「側転」

側転

次は側転に挑戦!
側転は、見た目はかっこいい技ですが、膝や腰が曲がっているときれいに見えません。 基本を押さえてダイナミックな側転を目指しましょう!

【側転のポイント】

手が着く直前に身体をひねり、そのまま回転をする。

【側転の基本練習①目印を置いて台を飛び越す】

手の位置が大事で、腰と膝を伸ばしていく。

【側転の基本練習②補助付き側転】

補助者は腰を支えながら勢いをつける。

プロフィール

武田晴信

湘南とびうお体操クラブ代表
湘南とびうお体操クラブは、競技用の床を一面に設置した体操専用体育館を拠点とする、日本でも数少ない体操クラブです。
ここで武田先生は、運動の苦手な子から体操選手まで、幅広い層に指導を行っています。