大学受験の宿泊 早めの準備が吉!

アンケート期間:2013/10/02~2013/10/08 回答者数:202名
アンケート対象:一般入試で宿泊を伴う大学受験をしたことのある、現在大学生・大学院生のお子さまをお持ちの保護者
※百分比(%)は小数点第2位を四捨五入して表示した。四捨五入の結果、各々の項目の数値の和が100%とならない場合がある

大学受験の宿泊 早めの準備が吉!


今回は、宿泊を伴う大学受験をしたお子さまをお持ちの保護者のかたに、体験や感想を伺いました。
間もなく冬に入り、来年の春に受験を迎える子どもたちにとって、大詰めの季節となります。なかでも、自宅を離れた土地で受験するケースも多い大学受験では、そのための準備も必要です。実際、約40%の受験生が、受験に伴い2泊以上の宿泊をしているという結果が出ています。
ただでさえ緊張する入試、勝手がわからない、初めて訪れる地での受験となるとなおさら。お子さまが少しでもよいコンディションで臨めるよう、準備は万全に整えておきたいものです。



宿泊先の確保はお早めに!

まず、宿泊先を決める際に最も留意したポイントを伺ったところ、約85%の保護者が「受験先からの交通の便」と回答しました。2位は「価格」の約6%ですから、断トツです。受験で最も怖いのは、交通トラブルなどによる「遅刻」。少しでも近い場所を確保したい、という保護者がやはり多いようです。宿泊施設も、比較的交通の便のよい場所に立地することの多い、ビジネスホテルやシティホテルが多く利用されているという結果となっています。

【図1 宿泊先を選ぶにあたっていちばん重視したポイントはどれですか?】

図1 宿泊先を選ぶにあたっていちばん重視したポイントはどれですか?


【図2 どんな種類の宿泊施設を利用しましたか?】

図2 どんな種類の宿泊施設を利用しましたか?

条件のよい宿泊施設には限りがあります。入試直前に予約しようとしてできなかった、ということもないとはいえません。そこで、宿泊先の手配をいつごろから行っていたのか伺ってみました。すると、センター試験が終わり、志望大学が最終的に確定することの多い1月が約30%と最も多い割合を占めていますが、それ以前に手配している保護者も6割近くいる結果となりました。実際、アンケートでは「早めに予約しておいてよかった。出遅れると駅や大学からも不便なところしか残っていない」という声が聞かれました。宿泊先の手配も、インターネットで行う保護者が半数。条件のよい宿泊先を確保するためには、手軽な方法を駆使して、早めの準備を心がけたほうがよさそうです。

【図3 宿泊先はいつごろ手配しましたか?】

図3 宿泊先はいつごろ手配しましたか?


【図4 宿泊先はどのようにして探しましたか?】

図4 宿泊先はどのようにして探しましたか?



受験宿泊ライフあれこれ

さて、いよいよ本番となると、子どもには同伴してあげたほうがいいのか、食事はどうしようかなど、いろいろと気を使うことも増えます。宿泊にあたっての実情を伺ってみました。

<同伴はしたほうがいい?>
宿泊の同伴について伺ったところ、女子では半数、男子でも4割近くの保護者が同伴した、と回答しました。理由は「1人だと何かと心配なので」「1人での宿泊には不安があるので」といった、我が子が目の届かないところでしっかり行動できるか、という不安感。また、「知らない土地で迷ったり失敗したりすると不安なので」「都会での移動に不安があったから」といった、慣れない土地での行動をサポートして受験に集中させてあげたい、という親心あふれる意見が多く見られました。
ただ、「父親と同室だったため、いびきがうるさかったそうです」という声も……。同伴してほしいかどうか、する場合は誰が同伴するのかなど、お子さまとよく話し合っておいたほうがよさそうです。

【図5 宿泊先への同伴者はいましたか?】

図5 宿泊先への同伴者はいましたか?

<受験先の下見はしておいたほうがよい?>
下見についてはどうでしょうか。アンケートでは、約73%が下見を行っているという結果でした。受験先への交通手段としては、電車が約60%、バスが約30%と公共交通機関を使うことが多いようです。慣れない乗り継ぎなどで当日混乱しないよう、下調べは十分にしておきましょう。また「試験当日は雪のため交通機関が混乱したが、大学まで徒歩で行けたので余裕を持って試験に臨むことができた」という声もあるように、当日悪天候などの不測の事態に見舞われる可能性もないとはいえません。予備の交通手段を調べておくことも大事です。受験先の徒歩圏内に宿泊先を確保できれば、最も安心といえるのではないでしょうか。

<食事はどうしている?>
食事は宿泊先のレストラン、コンビニ、近隣のレストランですませる、という回答が多数を占めました。また、受験当日の昼食については、コンビニで購入、という意見が約77%に上りました。体調の維持が不可欠な時期ですから、あまり外を出歩かずにすむ手段が好まれているようです。食事の内容にも気を使い、当日万全な体調で受験を迎えられるよう、配慮してあげたいものです。

【図6 宿泊先での食事の際、いちばんよく利用したのはどれですか?】

図6 宿泊先での食事の際、いちばんよく利用したのはどれですか?

<持っていったほうがよいものはある?>
「持って行ってよかったもの」とたずねた質問への回答で多く見られたのは、「使い捨てカイロ」「マスク」「のどあめ」です。寒く乾燥する季節、体調管理に配慮したものが必要という結果でした。また、「ホテルに加湿器のレンタルがなく困った」という声も聞かれました。気になる場合は持参するか、予約時にホテルに確認しておいたほうがよさそうです。
また、少し気の早い話かもしれませんが「ビデオカメラ:下宿探しは親が一人でしたので、下宿先の物件や周辺の様子を撮影して本人に見せた」という意見もありました。受験と並行して下宿探しを始め、合格後の生活をイメージさせることで、より受験へのモチベーションを高める効果をねらってのことかもしれません。

一方で、持って行っても役に立たなかったものとして多かったのが、「たくさんの教科書や参考書」でした。確かに、現地に行ってから下見や食事、また十分な睡眠時間をとることも考えると「最後の詰め込み」の時間はかなり限られると思います。ただ、受験生にとって教科書や参考書はお守りのような存在でもあるはず。お子さまのメンタルな面での調子を損なわないよう、現地での行動に支障が出ない範囲で、何を持って行くかあらかじめお子さまと話しておいたほうがよさそうです。

今後、受験本番に向けて、ナーバスになってくるお子さまもたくさんいることと思います。お子さまにとってひとつのゴールである大学受験。悔いのない結果を残せるよう、受験に専念できる環境をつくってあげたいものです。


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