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父親と子ども

子どもが父親になついてくれない時、私はこんなふうに行動しました

「父親とだけする遊び」を作ってもらったり、短い時間でもパパと過ごす時間を作るようにしてみました。

J.Nさん Nくん (体験談当時の年齢:1歳9ヵ月頃 男 第1子)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

父親とお風呂に入ったり、外で遊んだりするのを嫌がるなど、子どもが父親に寄りつかず困っていました。私が第2子を妊娠中で、以前ほどかまえなくなったせいもあったのでしょうが、とにかくママにベッタリでした。主人の両親と同居しており、手はたくさんあったのですが、とにかくママが一番で、何をするにもママと一緒。私も体がつらい時期で、しんどいなぁ・・・というのが正直な気持ちでした。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

「父親とだけする遊び」を作ってみました。たとえば、“高い高い”や体をグルグル回すなど、体力に限界のある母親にとっては少々つらい遊びなどです。子どもも喜んだことは喜んだのですが、楽しい遊びは普段もやってもらいたがり、結局、私もやるハメに。すると、毎日やってもらえる母親のほうがよくなったらしく、あっけなく「父親とだけする遊び」は終わってしまいました。20分、30分と、短い時間を見つけて、パパと過ごす時間を作るようにしました。下の子が生まれてからは息子なりに状況を理解したのか、ママの手が空いていないときにはパパや祖父母のところへ行き、遊ぶようになりました。ただし、私もできるだけ息子の相手をするよう心がけました。息子も、朝早く出勤し、夜遅く帰宅するパパに、どう接すればいいのかわからなかったのだと思います。父親と過ごす時間が少ないのが一番の原因だったのでしょう。今では、休日など朝起きてパパがいるのを見つけると、何はさておき「パパー!」というようになりました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

現在息子は3歳、下の子ももうすぐ2歳になります。主人は私に月に一度、半日ほどの「休日」をくれるようになりました。それだけ、父親と息子の関係はよくなっているのだと思います。でも、たった半日でも息子は私に会えなかった時間をがまんしていたのか、私が帰宅すると大泣きします。今では、父親になつく、なつかないという問題ではなく、母親べったりっ子なのかもしれないと考えるようになりました。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

子どもが父親になつかない原因が、父親が家にいる時間が少ないということにあるのなら、「パパと過ごす時間は、いつもより楽しい!」と、子どもが感じられるような工夫をしてみてはどうでしょう。休日などを上手に使って、いつもは行かない、ちょっと遠くの公園まで出かける・・・といったことでいいと思います。子どもがパパと一緒の時間を、ワクワク楽しみにできるといいですね。
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