ノートを忘れた日は、とりあえずルーズリーフに書いてそのまま…にしていませんか?分けるのが面倒だからと、全部の科目をまとめて一冊にしているなんていうのは問題外。
それぞれの授業はひとつのストーリー、
ノートは一冊の本と心得るべし!時系列がごちゃごちゃになったノートは、勉強の効率をダウンさせます。
赤、青、緑…カラフルで一見、読みやすそうなノート。でも、その時の気分で適当にカラーペンを使っている人は要注意です。
後から見ると、どこが大事な部分かわからず、困ってしまいますよ。
黒板を写しておけば大丈夫!と思っていると、その場で理解しようとせず作業が機械的になってしまいがち。
黒板は、あくまでも授業を進めるために先生が使う道具。
先生が話した補足や、別の生徒から出た質問など、「書かれなかった情報」にもヒントはたくさん詰まっています。
スペースをあけず、ぎゅうぎゅうに書かれたノートは、開いただけで頭が痛くなってしまうもの。紙を無駄なく使うのも大切ですが、
せっかくのノートを「本当に生かす」ためには、
ある程度の余白、改行が必須です。
ページの左側が区切られている、
コーネル式ノートは便利。
資料集の参照ページや簡単な図説など、板書以外にも重要なポイントを、後から自由に書き込むことができます。
気付いたこと、感じたことは、吹き出しを書いてコメントを入れます。「こうやって覚えるといいかも」 「○○と間違えやすいから注意しよう」などと書いておくと、後から役立ちます。
ノートをスッキリみせるためには、色数を限定することも大事。どの色を使うかは、「色のもつ効果」で決めるのもおすすめです。たとえば、 「やる気や行動力を高める赤」は注意喚起に適した色なので、重要ワード用。「リラックスさせる青」は冷静になりたいときに適した色なので、じっくり読んで理解したい説明用など。 自分なりのルールを決めておきましょう。
大事なことはたっぷりスペースを使って大きく書いたり、内容が変わるときは思い切って次のページに移ったりしましょう。 読み返しやすいかどうかを常に考えながら作業をすると、ノートが参考書のように機能してくれるようになります。