写真
こたえ
ぜんぶチェックできたかな?
この写真のポイント!
(1)自分の顔がわかる写真は投稿しない
自分の顔がわかる写真をSNSに投稿することは、よくありません。きみの個人情報が特定されるきっかけになります。
個人情報とは、名前や住所などの個人を特定することのできる情報のことです。
個人情報が特定されると、犯罪などの危険にまきこまれるかもしれません。
写真を投稿するときは、個人が特定できる写真になっていないか十分注意しましょう。
(2)友達の写っている写真は投稿する前に許可をとる
友達が写っている写真は、友達の許可なくSNSに投稿してはいけません。
特に、友達の顔がわかる写真には注意が必要です。
友達の許可なく投稿した場合は、しょう像権やプライバシーのしん害といって、犯罪になることがあります。
写真を撮る際に友達の顔がわからないようにするなど、誰か特定できないように工夫しましょう。
(3)友達の名前を投稿しない
きみの個人情報を投稿してはいけないように、友達の個人情報も投稿してはいけません。
問題の写真のように、写真と友達の名前が一緒に投稿されていれば、個人を特定しやすくなります。
友達の個人情報がきみの投稿で特定され、友達が危険な目にあうかもしれません。
そうならないためにも、友達の個人情報を投稿してはいけません。
この写真のポイント!
(1)写真の背景から個人情報がわかる
SNSで写真を投稿するときに注意したいのが背景です。
この問題の写真のように、背景には、あなたの個人情報やプライベートが写っていることがあります。
背景のバッグから、「○○小学校」の文字が確認できます。
小学校の名前はきみを特定することができる大切な情報です。
ほかにも教科書やノートの名前、名札といった個人情報が背景に写りこむことがあります。
このように、ぬいぐるみについて伝えるために何げなく撮った写真が、不特定多数の人に多くの情報を伝えます。
どんな背景が情報を伝えるのか、おうちのかたと一緒に考えてみましょう。
そして、写真を投稿する前に、背景にこのような情報が含まれていないか十分確認することが大切です。
(2)写真の背景から人間関係がわかる
背景の写真立てから、人の顔が写っている写真が確認できます。
人の顔が写っている写真からはきみの人間関係がわかることがあります。
ほかにも、友達が背景に写ってしまうこともあります。
(3)写真の背景から行動範囲がわかる
背景の窓の外の景色から、スーパーやビルの名前が確認できます。
背景に写る景色から、撮影した場所が特定され、自宅の位置や行動範囲を知られることがあります。
また、室内で撮影された場合は、部屋の雰囲気などから趣味がわかることもあります。
この写真のポイント!
(1)撮影してはいけない場所もある
問題の写真のように、写真の撮影を禁止している場所では写真を撮影してはいけません。
美術館のほか、博物館・飲食店や海水浴場やスイミングプールなど、カメラで撮影することを禁止している場所がありますので撮影するときは注意が必要です。
また、撮影をしてもよいかどうかがわからない場合は、建物を管理している人などに確認してから撮影するようにしましょう。
(2)撮影マナーを守る
撮影禁止の場所でないからといって、どんな写真を撮ってもよいわけではありません。
撮影のときに、ほかの人が迷惑に感じることをしてはいけません。
問題の写真のように、立ち入り禁止の柵の中に入ったり、おかしなポーズをとったりすることは、ほかに絵を見ている人の邪魔になるため、とても迷惑です。
撮影は、周りの人にも気を配り、迷惑にならないように行いましょう。
この写真のポイント!
(1)赤ちゃんでも許可は必要
たとえ赤ちゃんでも、顔が写っている写真は、赤ちゃんのお母さんといったおうちのかたの許可なくSNSに投稿してはいけません。
かわいい赤ちゃんを見ると、つい写真を撮影して、SNSに投稿して、みんなに知ってもらいたくなりますが、顔がわかる写真は赤ちゃんでも注意が必要です。
(2)赤ちゃんの名前を投稿しない
問題の写真の背景には、赤ちゃんの名前と思われる「ななちゃん」の文字が確認できます。赤ちゃんだからといって、個人情報について注意しなくてもよいわけではありません。
ほかにも、おもちゃやよだれかけなどに書いてある名前が写真に写りこむかもしれません。
写真を投稿する前に、背景にこのような名前のわかる情報が含まれていないか十分確認することが大切です。
この写真のポイント!
(1)写真の背景から個人情報がわかる
背景の飼育係の看板から、「かとう」「つじ」といった名前が確認できます。
名前は個人情報といって、人を特定することができる大切な情報です。
このように、友達が係の仕事をしっかりしていることを伝えるために何げなく撮った写真の背景に個人情報が含まれていることがあります。
写真を投稿する前に、背景に個人情報が含まれていないか十分確認することが大切です。
(2)友達に断ってから撮影する
友達が写っている写真は、友達の許可なくSNSに投稿してはいけません。
特に、友達の顔がわかる写真には注意が必要です。
友達の許可なく投稿した場合は、しょう像権やプライバシーのしん害といって、犯罪になることがあります。
また、友達の写真を撮影する際は、何も言わずに撮影するのではなく、撮影する前に友達に「撮っていい?」と断ってからにしましょう。
(3)GPS機能をオフにする
カメラやSNSなどのアプリにGPS機能がついている場合、注意が必要です。
なぜなら、写真に位置情報が含まれており、写真を撮影した場所がわかるためです。
問題の写真では、GPS機能により、「場所:はむはむ小学校」と表示されてしまっています。
このように、撮影場所が特定されることになりますから、GPS機能はオフにしておきましょう。