パスワードについて学ぼう!
パスワードがないとどうなる?
パスワードはスマホの鍵
パスワードは、言ってみれば、きみのスマホの鍵です。
他人からきみのスマホを守るために、パスワードを必ず設定しましょう。
パスワードがないと、ほかの人にきみのスマホを使われてしまうかもしれません。
たとえば、きみがスマホを机に置きっぱなしにしたときや、なくしてしまったときに、ほかの人にきみのスマホの中の写真やメールを見られたり、電話を勝手に使われて、あとでたくさんの電話料金を請求されたりすることもあります。
だから、パスワードを設定することはとても大切です。
スマホ本体はもちろんのこと、SNSやメールなどのアプリにもパスワードを設定して、自分で自分を守りましょう。
パスワードに使える文字
パスワードには、主に4ケタの数字を使って設定する場合と、数字とアルファベットの大文字・小文字を使って設定する場合があります。
ほかにも、指紋や顔をパスワードとして設定できる場合もあります。
一般的に、スマホ本体は、4ケタの数字を使ってパスワードを設定します。
SNSなどのアプリは、数字とアルファベットの大文字・小文字を使って、数字だけのパスワードに比べて、より安全なパスワードを作ることができます。
使ってはいけないパスワード 4桁の数字編
一般的にスマホ本体は、4ケタの数字を組み合わせてパスワードを作ります。
スマホを使うときに入力するパスワードは、入力が難しすぎると、安全な一方で、使いたいときにすぐに使えないためです。
4ケタの数字の組み合わせ方には注意が必要です。
それはほかの人に予想されやすい数字の組み合わせがあるからです。
たとえば、次のような数字の組み合わせは、予想されやすく、とても危険ですから使ってはいけません。
- 自分の誕生日と同じ番号
(4月1日生まれの人なら0401) - 同じ数字並びの番号
(1111や2222など) - 電話番号や出席番号
(080-1234-5678の一部で5678など)
数字の組み合わせを考えるときは、これ以外の数字の組み合わせで、できるだけ予想されにくいパスワードにしましょう。
使ってはいけないパスワード 数字+アルファベット編
SNSやメールなどのアプリは、数字とアルファベットの大文字・小文字を組み合わせて、より安全なパスワードを作ることができます。
数字とアルファベットの組み合わせ方には注意が必要です。
それはほかの人に予想されやすい数字とアルファベットの組み合わせがあるからです。
たとえば、次のような文字の組み合わせは、予想されやすく、とても危険ですから使ってはいけません。
- 自分や家族、友達の名前
(山田太郎ならyamadatarou) - 自分の名前と自分の誕生日と同じ番号
(4月1日生まれの人で山田太郎ならyamada0401) - 同じアルファベットと同じ数字
(aaaa1111) - 有名人の名前
- 辞書に載っているようなそのまま使える言葉
- パスワードとIDが同じ文字
文字の組み合わせを考えるときは、これ以外の文字の組み合わせで、できるだけ予想されにくいパスワードにしましょう。
組み合わせのポイントは、数字とアルファベットの大文字と小文字の両方を組み合わせて8文字以上のパスワードを作ることです。