中学生・高校生向け
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インターネットをあまく見たらダメ
実際にあった怖い話 1
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友達に送った写真が、その友達に転送され、友達の友達から、その友達に…。いつの間にか全然知らない人が私の写真を持っていてぞっとしました
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仲間内で共有するつもりでSNSにUPした写真が、知らない人のサイトに転載されていて驚きました
インターネットの情報は、いちど広まってしまうと回収することはできません。写真を誰かに送ったりサイトに掲載したりする前に、その写真が他人に見られてもいいものかどうかを考えましょう。
実際にあった怖い話 2
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SNSに「今日は文化祭」となにげなく書き込んだら、その情報や公開していた最寄駅の情報から学校名を特定され、知らない人から「○○高校なんだね、会いに行くよ」と書き込まれた
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ネットにUPした写真の位置情報から自宅の住所を知られてしまった
個人情報を隠しているつもりでも、思いがけないところから知られてしまうことがあります。インターネット上に情報を投稿する時には、細心の注意を払いましょう。
実際にあった怖い話 3
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スマホのパスワードを友達に教えたら、メッセージを勝手に見られ、好きな人をばらされた
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弟が私の会員番号とパスワードで努力賞を申し込んでしまった
パスワードは家の鍵と同じ、プライバシーを守るための大切なものです。保護者とよく相談して取り扱いのルールを決め、親しい友人でも教えないようにしましょう。また他人のパスワードを使うと、不正アクセスとして犯罪になってしまう場合があります。
実際にあった怖い話 4
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ネットゲームで知り合った女の子。同じ年で家も近いことがわかってすっかり仲良しに。相手が写真をくれたので、私も写真や住所など個人情報を送ったところ、急に連絡がとれなくなりました。もしかして写真や年齢はウソ? 送った個人情報が悪用されたらどうしよう…と心配です。
インターネット上では直接姿が見えないので、簡単に年齢や性別を偽ることができます。ネットで知り合った相手に安易に個人情報を教えてはいけません。また、不安なことがある場合は必ず、保護者のかたや相談窓口などに相談しましょう。
困った時の相談窓口
インターネットにおける違法・有害情報に関する相談 | 違法・有害情報相談センター(総務省支援事業) |
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不正アクセスなどのインターネット犯罪に関する相談 | サイバー犯罪相談窓口(都道府県警察本部) |
詐欺、不当請求、ネットショッピング、 ネットオークションのトラブルなどに関する相談 |
消費者ホットライン
電話188(いやや!) |
インターネット・肝に銘じる3か条!
- インターネットは情報が瞬時に拡散する公共の場。発信・発言は慎重に。
- 不用意に自分・家族・友達の情報を投稿してはいけない。
- トラブルに巻き込まれたら秘密にせずに、保護者もしくは 相談窓口に相談しよう。