2011/03/31

第2回 乳幼児の父親についての調査 速報版 [2009年]

この速報版について

ベネッセ次世代育成研究所では、2009年8月に、0歳から6歳(就学前)までの子どもを持つ父親を対象に、子どもと関わる様子、家族との絆、仕事と家庭のバランスなど、乳幼児を持つ父親の家庭生活の実態や子どもや家族に対する意識をとらえることを目的にアンケート調査を実施しました。この調査は、4年前の2005年8月にも実施しており、今回は2回目の調査になります。この速報版は調査結果から興味深いトピックをまとめています。(全16ページ)

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調査の背景

本調査は、乳幼児を持つ父親が、子育てをどのように受けとめ、実際に家事・育児にどのようにかかわっているのか、ワークライフバランスをどのように考えているのか等について明らかにするものです。2005年8月の第1回調査から4年たちましたが、企業や社会環境の変化が父親の子育て観にどのような影響を与え、家族はどのように変化したのでしょうか。調査の結果から、第1回と第2回を比較することにより、経年での変化をとらえることができます。この調査が、夫婦の今後の子育て支援や、よりよいワークライフバランスのあり方を探っていく際の手がかりとなれば幸いです。

調査概要

調査テーマ

乳幼児の父親について、子どもや妻との関係、家事・育児への関わり、仕事と家庭のバランス、子育て観や将来への期待などの実態と意識。

調査方法

インターネット調査

調査時期

第2回調査 2009年8月(第1回調査 2005年8月)

調査対象・地域

【2009年調査(第2回調査)】
首都圏(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)のおよび地方(*)0歳から6歳の乳幼児を持つ父親5103名。
※6歳児は就学前のみを対象としているため、6歳0~4ヶ月としています。
*第2回調査では、地方でも調査を行いましたが、経年での比較を行うために、分析から除外しています。 (地方の詳細は、速報版・報告書の調査概要をご覧ください)。

【2005年調査(第1回調査)】
首都圏(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)の0歳から6歳の乳幼児を持つ父親2956名。

調査研究メンバー

監 修
汐見 稔幸(白梅学園大学学長)
大日向 雅美(恵泉女学園大学大学院教授)
福丸 由佳(白梅学園大学教授)

調査事務局
後藤 憲子(ベネッセ次世代育成研究所主任研究員)
高岡 純子(ベネッセ次世代育成研究所主任研究員)
持田 聖子(ベネッセ次世代育成研究所研究員)