アプリならお子さまの年齢に合わせた教育情報が届く ベネッセ まなびの手帳

定期テスト対策 高校国語

調べたいテスト科⽬を選択する

調べたいテスト科⽬を選択する

⾼校・中学校をチェックして教科や科⽬を選んで、「この学習内容を表⽰する」を押してください。

この科目の学習内容を表示する

このウィンドウを閉じる

現代文 定期テスト対策【現代文】現代文の読み方

【現代文】現代文の読み方

現代文を読むときに、「問題文で自分が大事だと思う箇所に印をつけよう」と勧められているのですが、うまくいきません。
何かコツがあったら教えてください。

進研ゼミからの回答

こんにちは。
早速、いただいた質問についてお答えしていきましょう。

【質問の確認】

現代文を読むときに、「問題文で自分が大事だと思う箇所に印をつけよう」と
勧められているのですが、うまくいきません。何かコツがあったら教えてください。

【解説】

まず、「問題文で自分が大事だと思う箇所」とはどういう箇所なのかを考えてみましょう。

例えば評論なら、
・「話題」・・・何について述べられた文章か
・「主張」・・・筆者はどんな意見を読者に伝えようとしているのか
・「論展開」・・・筆者は自分の主張に説得力を持たせるために、どんな材料・根拠を用いているか

が述べられている箇所にマーキングしておくことで、長い評論をすっきりと整理することができます。以上の3点がわかれば、評論の内容はだいたい、わかりますよね。

では、「マーキングをどこにしていいのかわからない」という人のために、マーキングすべき箇所はどこか、確認しておきましょう。
・「話題」・・・「~ではないだろうか」といった文章冒頭の読者への質問や問題提起、何度も出ている言葉、「 」や“ ”がついているなど筆者が独自の意義をもって使っている言葉に注目する。
・「主張」・・・筆者の最終的な意見は、「~だ。」「~してみよう。」「~してはどうだろう。」「~すべきだ。」などの主張が表れやすい表現に注目する。文章の最後に、まとまっている場合が多い。
・「論展開」・・・「繰り返し・言い換えで何度も出てくる内容」「具体例として挙げられている事例」「対比させて説明されているもの・こと」という代表的な論展開に注目し、筆者の主張につながっている箇所を探す。

マーキングは、以上の3点に気をつけて、行えばよいのです。学校で「だが」「しかし」「つまり」「だから」などの接続語にマーキングするように教わった人もいるかもしれませんが、それは接続語をチェックすることで「筆者が何に賛成し、何に反論しているのか」「筆者が何を理由に意見を述べているのか」といった「主張」・「論展開」がわかりやすくなるからです。

また、「どこも大事に思えて、マーキングをしすぎてしまう」「解答のマーキングと自分のマーキングが一致しない」という人のための対策も紹介します。

マーキングの目的は、マーキングそれ自体をすることではなく、あくまで「話題」「主張」「論展開」をつかむためのものです。したがって、「解答のマーキングと自分のマーキングが一致しない」という人でも、「話題」「主張」「論展開」を適切にとらえられていれば、それほど神経質になる必要はありません。
また、「どこも大事に思えて、マーキングをしすぎてしまう」という人は、まず、「一つの形式段落につき、一か所線を引いてみる」などの目安をつくりましょう。どこが本当に必要で大事なのかを考えながらマーキングすることで、不要なマーキングは減っていきますし、読み取りの効果が上がってくるはずです。

【アドバイス】

評論を読むときは、「話題」「主張」「論展開」の3点に気をつけてマーキングをしましょう。
本当に大事な箇所なのかを考えながらマーキングすることを繰り返していくことで、マーキングのコツがつかめてきますよ。

これからも、『進研ゼミ高校講座』を使って、国語の力を伸ばしていってくださいね。

  • ここで紹介している内容は2017年3月時点の情報です。ご紹介している内容・名称等は変わることがあります。

キミが最近調べた学習内容

定期テストの勉強方法については
こちら

「進研ゼミ高校講座」で、
定期テスト対策の効率UP!
\学年別の教材をチェック/

あとで読む・つづきを読む

キミが読んでいたページ

このページをあとで読む

Closed

お子さまに関するお悩みを持つ
保護者のかたへ

このようなお悩みを持つ保護者のかたは多いのではないでしょうか?

\そんな保護者のかたにおすすめなのが/
まなびの手帳ロゴ ベネッセ教育情報サイト公式アプリ まなびの手帳

お子さまの年齢、地域、時期別に最適な教育情報を配信しています!

そのほかにも、学習タイプ診断や無料動画など、アプリ限定のサービスが満載です。

ぜひ一度チェックしてみてください。