【時制の一致】副詞節のwhen節内の動詞の形
副詞節when 内で、動詞が現在形になるのは未来の事柄のときのみで、過去の事柄のときは現在形にしないで、
動詞を過去形にするのですか?
今まで、副詞節のwhen 内の動詞は全て現在形だと思っていたのですが・・・。
進研ゼミからの回答
こんにちは。
いただいた質問に早速お答えします。
【質問内容】
副詞節when内で、動詞が現在形になるのは未来の事柄のときのみで、過去の事柄のときは現在形にしないで、動詞を過去形にするのですか?
今まで、副詞節のwhen内の動詞は全て現在形だと思っていたのですが・・・。
という、副詞節when内の動詞の時制についてのご質問ですね。
【質問への回答】
〈時〉を表す副詞節の中では、内容は未来の事柄でも現在形で表します(例1)が、
過去の事柄は過去形で表します(例2)。
例1) When you grow up, you will understand.
「大きくなったらわかるようになるよ」
例2) When I got up this morning, it was [had been] raining.
「今朝起きた時、雨が降っていました」
なお、〈条件〉を表す副詞節の中でも、未来の事柄は現在形で表します(例3)。覚えておきましょう。
例3) If it is fine tomorrow, we will go hiking.
「もし明日天気がよければ、私たちはハイキングに行く予定です」
【学習アドバイス】
英文を書いたり話したりする場合<S+V...>と文を組み立てますが、いつのことを述べているかで動詞の時制を変えることが必要です。英語では名詞節の中では未来の事柄は未来時制で表しますが、〈時〉や〈条件〉を表す副詞節内では未来の事柄でも現在形で表すなど、細かいルールもあります。
「ゼミ」教材では注意すべき文法事項は例文などとともに、わかりやすくまとめてあります。
読んで理解したと思ったら問題演習を繰り返して定着させていきましょう。これからもゼミの教材を活用し、基礎力をしっかり積み上げていってくださいね。