【近世(安土桃山時代〜江戸時代)】 株仲間と五人組の違い
株仲間と五人組の違いがよくわかりません。
進研ゼミからの回答
「株仲間」・・・江戸時代の商工業者の同業者組織
「五人組」・・・江戸時代に年貢の納入や犯罪防止の連帯責任を負わされた組織
[株仲間]
江戸時代、商工業者は「株仲間」をつくり、幕府や藩に税を納めて営業の独占を認めてもらいました。
田沼意次(たぬまおきつぐ)は株仲間を奨励しましたが、水野忠邦(みずのただくに)は「天保(てんぽう)の改革」で株仲間の解散を命じました。
[五人組]
江戸時代に、村の百姓は5戸を基準として「五人組」という組織が編成され、年貢や犯罪などの面で連帯責任を負わされました。