今週の特集
新しい年の始まり、これからの1年とともに、未来についても考えてみてはいかがでしょうか。「なりたい職業ランキング」をもとに、親子で将来のことを話すのもいいですね。お子さまが将来を考えるための、保護者のかたのサポートの仕方もお伝えします!
高校生を対象にしたWeb調査で、「なりたい職業」は次のような結果でした。
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看護師 |
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地方公務員 |
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プログラマー |
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システムエンジニア |
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保育士 |
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薬剤師 |
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管理栄養士、栄養士 |
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心理カウンセラー |
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高校教諭 |
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歌手、ミュージシャン |
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ゲームクリエイター |
- ※2020年12月に実施し、回答数515人
高校生の調査結果を見ると、将来のことをより現実的に意識し始めているようです。その点で、中学生にも参考になるでしょう。傾向として、「看護師」「薬剤師」など医療系や、「プログラマー」「システムエンジニア」などAI技術系といった分野を始めとし、「手に職」を付けたい様子がうかがえます。
中学校や高校でのキャリア教育は、実はさまざまな教科の中に少しずつ位置づけられています。中学校でよく行われている職場体験は代表的な活動ですが、他にも、何年後にはこうしているといった未来図を記入していくライフプランニング、今年度から必修化された高校の金融教育などを通して、生徒が少しずつ具体的に将来を考えていくことを目指しています。
保護者ができることとしては、お子さまが興味のあることや職業を探したり、進路を調べたりすることのサポートです。ただし、将来なりたいものが決まっているお子さまであっても、中高生に見えている職業はごく一部。お子さまの視野を広げ、じっくり考えていくための声かけも、心がけたいポイントです。
職業紹介本を渡してみよう
どのような職業があるかを幅広く知るためには、職業紹介本などを手渡してみるのもよいでしょう。いろいろなテイストの本があるので、お子さまの好みに合わせて探してみては。
働くことについて、
じっくり考える本もよいでしょう。
サイトで調べてみよう
気になる職業についてより深く知ったり、あこがれの仕事に就くための具体的な道筋を調べたりするためには、インターネットの情報が便利です。
適職・適学診断をしてみよう
子どもの興味や性格から職業を考えてみるアプローチも面白いのではないでしょうか。
中学生のかたには、
ベネッセ教育情報サイトの
「職業適性検査」もおすすめです。
中高生は、具体的な進路選択の時期なので、お子さま自身も悩むことが増えてきます。自主性を尊重しつつ、困っていたらいつでもヘルプできるように見守っていきましょう。夢を現実化させるための、実際的なアドバイスは保護者のかたの出番です。
また、本人が興味を持った職業の知人がいたら話を聞かせてもらうことも、お子さまにとって得難い経験となるでしょう。
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取材・文/荻原幸恵