【読書感想文 読み方のコツ】一度で、ズバッと核心を突ける読み方がある!

読書感想文を書くには、読み方にもポイントがあります。一度でズバッと核心を突ける本の読み方のコツは、以下の3つです。

(1)読み始める前にその本に対して持っていた印象と、読み終えたときの気持ちを覚えておき、メモしておきます。

読む前と後では、必ずギャップがあると思いますが、これが大切です。
なぜなら、そのギャップこそが、先に挙げた「今までになかった考え方が備わる」ことであり、お子さまの「成長」につながることであり、読み手が知りたいと思っていることだからです。

(2)読んでいて心が動いたとき、そこにしるし(付箋)をつけましょう。

「感動した」
「共感した」
「かわいそうになった」
などというときはもちろん、

「すごい!と思った」
「いやだな、と思った」
「自分には真似できないな、と思った」
「どうなるのかな、とハラハラした」
「そうなんだ、知らなかった!」
「思わず、笑っちゃった!」
「わたしだったら、こうするのに/こうはしないだろう」
などと感じたときにも、「心が動いた」しるし、付箋を貼りましょう。

(3)「作者がこの本を通して訴えたかったことは何か?」と考えながら読みましょう。

少し難しいことかもしれません。でも、ここを押さえていない感想文は、独りよがりな論理展開になってしまう恐れがありますから、お子さまなりの理解をすることが大事です。

これらが、読書感想文を書くにあたっての本の読み方です。
逆に、このような読み方が難しい本は、読書感想文には選ばないほうが無難です。

もし余裕があれば、親子で同じ本を読んで、感想を語り合うというのも、特に小学校低学年のお子さまの場合、助けになるでしょう。誰かの意見を聞くことで、自分の意見が深まったり、視点の幅が広がったりして、今まで気づかなかったことが見えてくることもあります。



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