女の子の保護者は「友達づきあい」が心配!?

アンケート期間 2011/11/16~2011/11/17 回答者数:2,620人
アンケート対象:本サイトメンバー 女の子どもを持つ保護者
※百分比(%)は小数点第2位を四捨五入して表示した。四捨五入の結果、各々の項目の数値の和が100%とならない場合がある

一口に育児と言っても、子どもの性別によって特有の不安や疑問がありますよね。今回は、女の子を育てるうえで「女の子ってどうしてこうなの?」と思うことについてアンケート。予想外のことや女の子ならではの悩みなど、保護者が女の子を育てるなかで出会うさまざまな「どうしてこうなの?」をご紹介します。
なお、今回は女のお子さまをお持ちの保護者に限定してご回答いただきました。回答者の約4割は、「うちには女の子しかいない」という保護者です。



保護者にとって予想外の言動、女の子のほうが男の子よりも少ない!

最初に、保護者が女の子を育てているなかで、不思議に感じたり驚いたりしたことがあるかどうかを伺いました。


【図1 あなたはお子さまを育てていて、「なんで女の子ってこうなんだろう?」と予想外だったり、不思議だったり、驚いたりしたことはありますか?】

図1 あなたはお子さまを育てていて、「なんで女の子ってこうなんだろう?」と予想外だったり、不思議だったり、驚いたりしたことはありますか?

「女の子を育てていて、『なんで女の子ってこうなんだろう?』と感じたことがある」という保護者は、約5割。つまり、感じたことがある保護者も感じたことがない保護者も、ほぼ同じ割合でした。
以前のアンケートで男の子の保護者に「なんで男の子ってこうなんだろう?」と感じたことがあるかどうかを伺ったときは、「感じたことがある」という保護者が約7割を占めました。我が子の言動に意外性を感じたり驚いたりする割合は、女の子の保護者のほうが男の子の保護者よりも2割ほど少ないことになります。「感じたことがある」の内訳を比較すると、「まあある」は男女ともに約4割ですが、「よくある」の割合は、女の子の保護者は1割であり、男の子の保護者の3分の1になっています。
今回のアンケートにご協力いただいた保護者のうち、約9割は女性(母親)です。女の子の言動に意外性などを感じる割合が少ないのは、同性であることも影響しているのではないでしょうか。



保護者にとって予想外だった女の子の言動とは!?

次に、図1で「『なんで女の子ってこうなんだろう?』と感じたことがある」という保護者に、そう感じた場面について具体的に伺いました。また、そう感じたことがないという保護者には、感じない理由についてお聞きしています。

☆どのような場面で「なんで女の子ってこうなんだろう?」と感じましたか?
●キラキラしているものやおしゃれに興味津々。「まだ7歳なのに、そのへんはしっかり女の子なんだなあ」と思います(小1の保護者)
●ああ言えばこう言うというか、口が達者なところ(小4の保護者)
●感情の浮き沈みが激しいところ(小4の保護者)
●娘を見ていると、立ち居振る舞いや口ぶりなど、母親であるわたしとよく似ていると感じます。長所だけでなく短所までそっくりだから、正直、やりきれなくなることも(小6の保護者)
●年頃のせいか、容姿のことが頭から離れないようです。体重をとても気にして毎晩測っていますし、少しでも増えると「ダイエットをしなくちゃ」などと言います。ニキビについても気になるらしく、ケアの仕方をインターネットで調べているようです(中1の保護者)
●友達とのつき合い方。たとえば、うちの娘は2人で遊ぶよりも、何人かのグループで遊ぶことのほうが圧倒的に多いのですが、グループ内の人間関係にいつも気を遣っているようです。自分が少数派になることを嫌がるというか、恐れているらしく、ときどき「人数が奇数だと難しい」などと言います(高校生の保護者)

☆「なんで女の子ってこうなんだろう?」と感じないのはなぜだと思いますか?
●世代こそ違うけれど、小さいころのわたしも今の娘も、考えることはさほど違わないと思うから。実際、娘の言動を見ていると、かつてのわたしを見ているような気がします(小6の保護者)
●子ども一人ひとりの性格の問題であって、性別はあまり関係ないと思うから。「うちの子はなんでこうなの?」と感じることはありますが、わたしはそれを女の子一般の問題としては考えていません(中1の保護者)
●母親ですから、同性としてある程度は想像できます。娘には今のところ、わたしの予想を大きく上回るような言動は見られません(高校生)



約8割の保護者が「こういうところは女の子ならではだなあ」と実感!

では保護者は、我が子の言動について「女の子ならでは」と感じることはあるでしょうか。あったとしたら、それは何かも伺っています。


【図2 あなたはお子さまについて、予想どおりまたは思ったとおり「こういうところは女の子ならではだなあ」と感じたことはありますか?】

図2 あなたはお子さまについて、予想どおりまたは思ったとおり「こういうところは女の子ならではだなあ」と感じたことはありますか?

結果は、「『女の子ならではだなあ』と感じたことがある」という保護者が約8割を占めました。ちなみに男の子の場合でも、保護者の約8割が「男の子ならではだなあ」と感じていました。
「女の子ならではだなあ」と感じる具体例としては、次のような声が寄せられています。

●そう感じる点は2つあります。一つは、お化粧やお料理など、母親のわたしがすることを何でも真似したがるところ。もう一つは、人の世話を焼きたがるところです(就学前の保護者)
●友達と同じ物を持ちたがらないところ。たとえば文房具でも、色や柄など、何かしら友達と違う物をほしがります(小5の保護者)
●料理や手芸に興味があるところ。休みの日にはケーキを焼いたり、コサージュやネックレスをつくったりしています(中1の保護者)
●わたしやパートナーに対する娘のダメ出しがあまりにも的確で、何も言い返せません(高校生の保護者)

一方、「子どもを『女の子ならではだなあ』と感じない」と言う保護者からは、こんな声が挙がっています。

●女性だからというより、子どもの個性だと捉えています(就学前の保護者)
●うちの娘はファッションやメーク、イケメンのタレントといった同世代の女の子が好きそうな話題に、一切、関心がありません。そのためか、浮いた噂はまったくなし。安心する半面、それはそれで心配です(大学生の保護者)



過半数の保護者が「わからない」と感じる項目はない!

続いて、保護者が女のお子さまのどのようなことについて、「わからない」「困った」と思っているかを伺いました。


【図3 女の子だから「わからない」「困った」ということはありますか? 以下であてはまるものすべてをお選びください】

図3 女の子だから「わからない」「困った」ということはありますか? 以下であてはまるものすべてをお選びください

多かったのは、「子どもの洋服や靴など身につけるもの」「行動について」「ものの考え方」を挙げる保護者。この3つはともに4割近くの支持を得ています。逆に言えば、過半数の保護者が「わからない」「困った」という項目はなかったということです。「行動」「体の成長」「考え方」などについて「わからない」「困った」という保護者が6割前後いた男の子の場合との、大きな違いと言えるのではないでしょうか。
では次に、女の子の保護者が具体的にどのように困っているかを見ていきましょう。

●料理や裁縫にまったく関心を持とうとしないこと(中1の保護者)
●お金の使い方が荒くて困っています。まだ中学生なのに、友達同士でカラオケやバイキングレストランに行ったりして、盛り上がっているようです。わたしの中学生時代はせいぜいファストフード店でしたから、世代の違いを感じます(中3の保護者)
●ファッションへの関心が高すぎて困っています。似合う似合わないにかかわらず、洋服と聞けばほしがります。また、体重を気にして食事を我慢することも。娘は太っているどころかやせているくらいなのに、体を壊してしまうのではないかと心配です(高校生の保護者)
●部屋がとにかく汚いこと。いくら注意しても片づけないし、勝手に片づけると怒るし、手がつけられません(大学生の保護者)



女の子の保護者はこんなことに悩んでいる!

最後に、女の子の保護者だからこそ困ること、専門家に聞いてみたいことなどを伺いました。

☆女の子だからこその困っていること、ほかのサイトメンバーや専門家に聞いてみたいことがありましたら、お書きください。

◎体の成長や性について
●何歳くらいまで父親と一緒にお風呂に入っていましたか?(小3の保護者)
●生理については、ご家庭でいつごろ話しましたか? それとも家庭では触れず、学校に任せるべきでしょうか? (小3の保護者)
●性教育について、ほかのご家庭ではどのようにされていますか? 万が一のとき体のリスクを負うのは女性なので、しっかり教えておきたいと思うものの、ためらいがあります(小5の保護者)
●娘が小学生のころ、ブラジャーをつけさせるタイミングについて迷いました。わたしは自分から親に頼んで買ってもらったのですが、親に言うときはとても恥ずかしい思いをしました。娘には自分と同じ思いをさせたくなかったので、わたしから声をかけようと考えていたものの、いざとなるとなかなか言い出せませんでした(大学生の保護者)

◎友達との関係について
●うちの子は友達に対する競争心(?)が強いです。持ち物を比べたり、服を競い合ったりしているようです。先日、「○○ちゃんよりおしゃれな服がほしい」とねだられ、びっくりしました(就学前の保護者)
●わたしのころと違い、今はケータイやインターネットなど、友達とのコミュニケーション・ツールが多様になっています。メリットもあるでしょうが、デメリットも少なくないはず。娘はまだケータイもネットも使っていませんが、いずれ使うようになると、思わぬトラブルに巻き込まれるのではないかと心配です(小3の保護者)
●仲良しのグループがあるのですが、もしも仲間外れにされたりしたら、親としてどう対応したらよいかがわかりません(小5の保護者)

◎その他
●リビングでパンツが見えるような格好で座っていたり、お風呂上がりに裸でうろうろしたりと、お行儀が良くありません。もう高学年なんだから、少しは女性としての身だしなみを考えてほしいです(小5の保護者)
●父親との関係。仲良くじゃれ合っていることがあるかと思えば、しばらく口をきかないこともあります。異性を意識しはじめる年頃のためか、娘は父親と素直にコミュニケーションがとれないようです(中2の保護者)
●言葉遣いが気になります。ときどき、「オレは」とか「……だろ?」とか言うのです。人前でもそんなふうに言っているのかと思うと、恥ずかしくて仕方ありません(高校生の保護者)
●娘が大学に合格し、もうすぐ一人暮らしを始めます。一人暮らしをさせるに当たり、お金の使い方や生活の仕方、異性とのつき合い方などについて、どのような約束をさせればよいか悩んでいます(高校生の保護者)

目立ったのは、体の成長や性教育、異性との関係について「どう教えたらよいかがわからない」という声。これは、男の子を育てるうえでの不安としてもたくさん寄せられており、お子さまの性別にかかわらず多くの保護者が抱くものであることがわかります。
一方、身だしなみや父親との関係、言葉遣いなど、男のお子さまをお持ちの保護者からはあまり挙がらなかった不安も。特に多かったのは、友達との関係を心配する声でした。


多くの保護者から、女の子を育てるなかで気付く「どうして女の子ってこうなんだろう?」という言動がたくさん寄せられました。もっとも、「どうしてこうなの?」と感じたことがある保護者の割合は、男の子を育てる場合より20ポイントほど少なくなりました。男の子の場合も女の子の場合も、回答してくださった保護者の9割近くは女性(母親)です。保護者としても、同性である女の子には「自分もそうだった」と感じるところが多いようです。女の子の悩みには、ご自身の経験を踏まえてアドバイスしてあげると良いかもしれませんね。


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