受験後の突然の「自由時間」をどうするか

 

森上展安先生(森上教育研究所所長)


 中学受験を戦い終えて保護者にあられては、時間をもてあましているお子さまを目の当たりにしてこれでよいのだろうか、とムクムクと不安が頭をもたげてくるのが押さえられないのではないだろうか。

 特にこれは父親母親を問わない。これまでの塾勉強のフォローアップが習慣化している家庭ほどこの突然の空白域のような「自由時間」はお子さまにとってはご褒美のようなものだが、保護者にとってもてあまし気味ではないかと察する。

 それは当然で、学校はもう既に春休み状況だろうし、実は私立中学も一部の学校を除けば5月連休までは特に勉強に関してはユルユル(進度は速いが)状況が続く。中学側としてはむしろこの時期に新生活に慣れてほしい、という気持ちが強く、勉強の成果を厳しくは問われない。

 この家庭と学校とのちょっとした溝についてどう考えればよいか。ご家庭でどうするのが正解か、少し中学事情を踏まえながら考えてみたい。

プロフィール

森上展安

森上展安

森上教育研究所(昭和63年(1988年)に設立した民間の教育研究所)代表。中学受験の保護者向けに著名講師による講演会「わが子が伸びる親の『技』研究会」をほぼ毎週主催。

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