[今週の一冊]『なせば成る』中田宏著 講談社
『なせば成る』の著者は37歳で横浜市長に当選。
「財政透明度日本一」など画期的取り組みで注目される。
しかしこの若き政治リーダーもじつは偏差値38の落ちこぼれだった。
偏差値38からでも人生は変えられる!
だから自分に腐るな。
熱く呼びかけているこの本を著者が書くきっかけは、街角で話しかけた高校生が、自分を「バカだから」と言ったからだった。
根っからの体育会系の著者は、勉強はできないけれど自分のことをバカだと思ったことはない。
ヤンキーがうようよいる高校で偏差値は38。
しかし猛然と勉強し青山学院大学に合格。
卒業後、松下政経塾に入り政治家を志したのだ。
まさにやればできる。
なせば成るの見本のような生き方。
感心するのは自分に厳しく、自分に課した原則を貫いていること。
現場が大事だという考えからゴミ処理場で2カ月も働いたりもしている。
街頭演説のあとは毎日掃除したという。
しかし朴念仁ではない。
お茶もやればジムに通い、おしゃれでもある。
こんなさわやかで政治に使命感をもった大人がいることを子どもは知っただけでも勇気づけられるにちがいない。
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