[動画]コミュニケーション初めの一歩「あなたのことを気に留めています」
「保護者の授業」では、子どもを伸ばす専門家を講師に迎えた授業が動画で視聴していただけます。1月5日からは、臨床心理士の平木典子さんを講師に迎え、「コミュニケーション初めの一歩」をテーマに実施した授業を4週にわたってお届けします。
コミュニケーション初めの一歩
~ 相手を受け留めていることを伝え合うこと ~
(第1回)「あなたのことを気に留めています」

(2005/12/19 ベネッセコーポレーションで撮影)
赤ちゃんが生まれてまもなく出す信号は「すやすや眠っている」と「泣く」この二つです。「すやすや眠っている」という信号は、「私は今気持ちいいです」という信号。「泣く」のは、「何かがほしいです」という信号です。
赤ちゃんは、「今おなかすいたよ」とも泣くし、「おしめがぬれている」とも泣くし、何でもかんでも泣いて言うわけですね。だから、赤ちゃんがうるさいと思っちゃいけないわけですね。しかしながら、親も泣いている信号を受け取れなかったり、赤ちゃんが泣き止まなかったりという状況はいっぱいで、それがわからなくて大ピンチになることがあります。また、親がどうしようと思うと赤ちゃんはもっと泣き出すという悪循環もあるわけです。今の虐待がまさにそれで、どちらもわからずに悪循環が起こっているように思いますね。
「すやすや眠っている」と「泣く」ことしかない赤ちゃんが信号を覚えていくのは、親が出す信号をお手本に覚えていくのであって、とても重要です。親も完璧ではないので、お手本といえども失敗しながら学んでいく、失敗しながらこういうときはこうなんだなとお互いにわかりあっていくことがコミュニケーションのはじめです。
■コミュニケーション初めの一歩 ~相手を受け留めていることを伝え合うこと~
- [2006/01/05]第1回「あなたのことを気に留めています」
- [2006/01/11]第2回「ほめることの大切さ」
- [2006/01/18]第3回「子どもを素直にほめられるようになるために」
- [2006/01/25]第4回「大丈夫に込められた二つの意味」
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