[動画]絵本から学ぶ大切なもの「秋の絵本から 絵を『読む』ということ」

「保護者の授業」では、子どもを伸ばす専門家を講師に迎えた授業が動画で視聴していただけます。今回は、創作絵本作家として活躍中の葉祥明(ようしょうめい)さんを講師に迎え、「絵本から学ぶ大切なもの」をテーマに実施した授業を4週にわたってお届けします。


葉祥明_秋
(葉祥明作品より)

絵本から学ぶ大切なもの(第3回)「秋の絵本から 絵を『読む』ということ」

今回の絵本は、一人の少年の成長過程の心の動き、感じる世界を書いています。ですから、文章はとても少ないです。そこはお母さんが作家になったつもりで、自分なりに言葉を付け加えてください。

言葉(文章)が少ないと、お母さんも子どもと一緒にじっと絵を見ることになります。「先読んでよ」と子どもは言いがちですが、この本は文章が少なくお母さんも読めないから、子どもと一緒に絵をじっと見て、その子の心のなかの動きにまかせます。何が書いてあるかわからないような絵でも、子どもはじっとこれを読みます。

「リーディング」という言葉があります。読書ですね。「読む」なかには絵を読むということもあります。絵には文章が書いてないのにどうやって読む? 文章はないけれどこの絵が、この世界が何かを伝えようとしている。それを感じ取る。それが「リーディング」です。



■「絵本から学ぶ大切なもの」(全4回)

プロフィール



創作絵本作家・画家・詩人。1990年創作絵本『かぜとひょう』でボローニャ国際児童図書展グラフィック賞受賞。1991年、鎌倉に葉祥明美術館、2002年、葉祥明阿蘇高原絵本美術館を開館。著作に『地雷でなく花をください』『イルカの星』など。

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