求められる主体性と応用力 産学連携プログラムで企業も手ごたえを実感

求められる主体性と応用力 産学連携プログラムで企業も手ごたえを実感昨今の厳しい経済環境や社会の変化に伴って、大学生の就職の受け皿となる企業の求める人材像は、より高度なものになっている。求められる要件は従来の大学教育では対応が難しいものもあるが、大学教育の現場ではどのような取り組みが行われているのだろうか。

 

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就職や職業を意識させる機会は多くの大学で用意されています。しかし、大学生が現実味を持って社会を意識できる機会はまだまだ十分とは言えません。インターンシップの参加率は、4年制大学で約8%、短期大学で約6%とけっして高くはなく、企業関係者や大学のOB・OGなどの講演などは約3割の大学で実施されるにとどまっています。

 

大学生が自分の進路として就職や社会を意識するのは、大学3年生で就職活動を始めて実際に企業と接触するようになってから。1、2年生のうちは、企業ではどんな力が必要とされているかわからず不安、という大学生からの声も聞かれます。

 

こうした背景もあって、たとえば、経済団体と大学による連携を深めるために、2007年発足の「人材育成に関する大学と産業界の連携・協力等のための会議(「産学人材育成パートナーシップ」)」など、さまざまな産学連携の動きが加速しています。

 

「Future Skills Project(FSP)研究会」は、安西祐一郎氏(慶応義塾学事顧問・同大学教授)の呼びかけで発足しました。安西氏は「企業人と大学人が問題を共有し、主体性と応用力を持った学生を育てるカリキュラムを具体的に提示して、それを実行すること」が大切だと言います。そこで、企業と大学で人材開発・人事・就職・教育の第一線にいる人々が、大学1年次から主体性と応用力を育てるプログラムを検討し、既に大学教育の場で企業と連携した実践を進めています。参画している大学や企業からは次のような意見が寄せられました。

 

・1年生も「企業がこれだけ真剣に取り組んでいるのか」ということが、ごく身近に感じられたのではないかと思います(大学)
・プレゼンの内容、途中のアクションも含めて大学1年生でもこれほどのレベルかと驚き、手ごたえと可能性を感じました(企業)
・社員にも学びがあるようです。学生と直接話ができ、非常に大きな学びとなったという話をしていました(企業)

 

今後、それぞれの大学がどんな工夫を凝らしていくのか。大学を選ぶ高校生や保護者にとっても、また、輩出される人材を受け入れる企業や団体にとっても、注目していきたいポイントになりそうです。

 

出典:大学が企業とともに社会で活躍できる大学生を育成する? -ベネッセ教育情報サイト

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