1年も経たずに習い事をやめたいと言われた時、保護者は……!?

子どもがやりたいと言って始めさせた習い事。1年も経たずにやめたいと言われたら……。無理してでも続けさせたほうがよいのか、すぐにやめさせたほうがよいのか、悩む保護者も多いだろう。習い事を楽しく続けさせるための方法、そして習い事をやめたくなったときの対処法について、教育社会学が専門の青山学院大学教育人間科学部教授・樋田大二郎氏に聞いた。

 


1年も経たずに習い事をやめたいと言われた時、保護者は……!?

 

子どもが習い事を楽しく続けるには、親のサポートがとても重要です。難しいことではありません。習い事があった日の夕食中や家事の合間に、その日どんなことを習ったのか、どんなことを感じたのか、子どもの話を聞いてあげるのです。ポイントは、その教室や先生の指導方法に合わせて、家庭でもお子さまを励ましてあげること。保護者が「面白そうだね」「楽しそうだね」と興味を持つことで、子どもはますます興味を持って取り組めるはずです。

 

習い事は、できるだけ長く続けてほしいと思うのが親心です。しかし、子どもが「自分には合っていないからやめたい」と言うのであれば、怒りたくなる気持ちをぐっとこらえて、まずは話を聞きましょう。習い事自体が嫌になったのではなく、友達とけんかした、上手にできなくて悔しかったなど、一時的なものかもしれません。そうした理由の場合は、少し休むのも一つの方法です。

 

休んでみて、やっぱりやめたいと言うのであれば、やめることをおそれる必要はないと思います。子どもがその習い事が合わないと感じているなら、新しいものに挑戦するほうが生産的ではないでしょうか。状況を肯定的に捉えて、何かをやめることについての勉強の機会だととらえてみましょう。

 

子どもが習い事を始めると、保護者はせっかくお金や時間をかけているのだから、早く上達してほしい、ほかの子より上手になってほしいと、成果や結果を求めてしまいがちです。習い事は、楽しむためにやっていることを忘れないでほしいと思います。

 

出典:子どもをすり減らさない習い事 ~続けさせ方とやめ方編~ -ベネッセ教育情報サイト

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