塾のオンライン授業は親子で一緒に学ぶチャンス!勉強のサポートにも役立つ【中学受験】

学校も塾も、地域差はありますが、徐々に授業が再開されはじめました。
緊急事態宣言後の休校期間中、多くの中学受験塾では、子どもたちの学びを止めないように、双方向のオンライン授業や、授業映像の配信が行われていました。
新型コロナウイルス感染拡大の状況によっては、これからも実施される可能性がある塾のオンライン授業。お子さまの受験勉強のサポートをうまく進めるために、ご家庭でどのように対応するとよいかを森上教育研究所がお伝えします。

オンライン授業は対面と同じようにはいかないが利点もある

4月7日の緊急事態宣言後の休校期間中は、塾も休校になってしまい、学習のペースが乱れてしまったお子さまは少なくないと思います。
これまでは、塾に行けば、授業の上手な先生方が常に子どもたちの目の前にいて、対面で授業を受けるのが普通でした。塾の先生方は、授業中、子どもたちの反応や理解度を瞬時に確認しながら、子どもたちのモチベーションを保ち、それぞれの子どもの目標に向け、引っ張ってくれていました。

休校期間中、双方向のオンライン授業を実施したり、授業動画を配信したりという塾が徐々に増えてきましたが、やはりいろいろな面で対面の授業と同じようにいかない点があるのは仕方がないことです。
でも、学習のペースが乱れていたお子さまは、オンライン授業や授業動画の配信が始まってからは、生活に多少はメリハリがついたのではないでしょうか。

オンライン授業の利点は、自宅で保護者も一緒に授業の様子が参観できることです。これまでは、塾で子どもがどんな勉強をしているのか、保護者が実際に子どものそばで見られる機会はほとんどなかったと思いますが、オンライン授業であれば、保護者も一緒に自宅で視聴することができます。

オンライン授業は、親子で取り組みやすい

今後、お子さまが通う塾でオンライン授業が行われるときには、可能であれば保護者のかたも一緒に視聴してみるとよいでしょう。

先生が話される大事なポイントがわかるのはもちろん、普段の授業の進め方を知ることにも役立ちます。塾の授業のペースがどれくらい速いのか、例題はしっかり解説されているのか、問題演習が中心なのかなどを知っておけば、家庭でどんな対策に力を入れるべきかがわかります。

また、お子さまが授業にどこまでついていけているか、退屈していないか、なども、一緒に授業を視聴しながらそばで様子を見ていればよくわかります。
塾でオンライン授業の録画が禁止されていない場合、授業を録画しておけば、あとで授業の動画を見直して、復習したり聞き逃した部分を確認したりすることも可能になります。
また、何度でも視聴できる映像授業の場合は、途中で止めてもう一度聴き直したり、十分理解できている部分は飛ばしたりして、必要な部分だけを効率よく視聴することもできます。

中学受験のサポートにおいては親子で一緒に学べる場面が多いほどよい

保護者のかたは、お子さまと一緒に授業を視聴してみると、「確かに難しいな」ということがわかったり、先生の説明はわかりやすいのにお子さまが理解できていなくて、ついいらだったり……と、いろいろ発見があるかもしれません。

新型コロナウイルスが収束すれば、これまでのように塾に通えるようになり、お子さまたちが対面の授業を安心して受けられるようになっていくと思います。ただ、まだしばらくは、自宅で塾のオンライン授業を受ける機会もあることでしょう。

お子さまが自宅で塾のオンライン授業を受ける機会があれば、ぜひ保護者のかたは前向きに捉え、お子さまと一緒に学びながら受験勉強をサポートしていってください。
私共が見てきた多くのご家庭では、保護者のかたがお子さまと一緒に学ぶ場面が多いほど、サポート効果も出やすいようです。

著者:森上教育研究所

プロフィール

森上展安

森上展安

森上教育研究所(昭和63年(1988年)に設立した民間の教育研究所)代表。中学受験の保護者向けに著名講師による講演会「わが子が伸びる親の『技』研究会」をほぼ毎週主催。

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