一夜漬け、丸暗記は卒業!習得したい「暗記法」とは

記憶メソッドに基づいた暗記術で確実に成果を上げる!

◆単純暗記モノは時間で区切る

あまり意味を考えずに丸暗記するしかないものは「単純暗記」と呼ばれ、量より時間がカギ。「1日20個覚える」などとノルマを決めるやり方は、実は単純暗記には適さないのです。

しっかり覚えることが目的の単純暗記では、何よりも必要なのが"集中力"。量を目標に覚え始めるとノルマ達成の時間が予測できず、集中できないままダラダラと時間をかけてしまいがち。
「10分だけ集中!」と時間を設定し、その時間の中で集中して可能な限り覚えるというやり方で取り組みましょう。通学時や休み時間など、短い暗記用の時間をできるだけ多く設定して繰り返すことが定着につながります。

◆授業で理解型暗記に近づける

基礎を効率よく固めていくには、"理解"が伴う学習が不可欠。認知心理学では「意味のないもの、理解できないものは覚えにくく、覚えてもすぐに忘れてしまう」ということが実証されています。

そこで有効活用したいのが「学校の授業」。授業では、背景事項やなぜそうなるかを先生が詳しく説明してくれます。概念的なところはただ文章を読むよりも人の話を聞いたほうが頭に入りやすいので、授業をしっかり理解すれば「記憶の軸」ができてきます。

特に歴史科目は流れや因果関係を理解することで、一つひとつの事柄もかなり覚えやすくなるでしょう。授業を受ける時は「理解型暗記」を意識して、忘れない記憶にしていくことが大切です。

◆3段階復習法で記憶に残す

やった量より残した量。暗記をする際は「せっかく覚えたことは絶対に忘れない」という意識に切り替えることがすべての基本です。

脳の記憶のメカニズムは、「入力→貯蔵(繰り返し復習)→出力アウトプット」の3ステップがうまく連携して、はじめて使える知識として定着します。更新されない情報は重要でないと判断され消去されてしまうのです。

復習は3段階バリアを張って、脳にこれはとても重要な情報だと認識させましょう。

1. 覚えたら1日以内に復習

2. 翌朝、前日覚えたことを再チェック

3. 1ヵ月以内に繰り返し復習

暗記は覚える量が膨大なだけに、的を射たやり方が非常に大切になってきます。確実に残す暗記術を身につけて、今より10倍成果を上げていきましょう。

監修/和田秀樹
参考文献:すべて和田秀樹著『新・受験勉強入門<合格ガイダンス>』、『新・受験勉強入門<勉強法マニュアル>』(ブックマン社)、『和田式受験英語攻略法』(学研)

文/進研ゼミ高校講座 長島

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