【中学生自由研究テーマNo.86】

日本の香りの歴史を調べる

嗅覚は人間の五感の一つで、危険を察知したり食料を得たりできる大切な感覚。日本の歴史の中で香りがどのようにあつかわれてきたか、調べてみよう。

日本の香りの歴史を調べる
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用意するもの

進め方(準備すること)

  1. 1

    インターネットや図書館で、日本の香りの歴史を調べる。

  2. 2

    その中で興味を持った物事にテーマを絞り、さらにくわしく調べる。

    ★たとえば「香道」なら、お香のルーツ、調合法や道具、作法、歴史の中での変化などを調べよう。ほかにも、樹木の香りを楽しむ「香木」、和食に使われる山野草やハーブ、仏教儀式(ぎしき)の中で使われるお香、蚊(か)を払うためのか取線香など、日本独特の香りの文化はいろいろあるよ。

  3. 3

    テーマの背景になる時代や歴史の流れを調べ、年表を作る。

まとめ方・提出の工夫

  • テーマについて調べたことをまとめよう。写真や絵もたくさん使おう。
  • テーマに沿った時代年表をはり、時代の特徴やだれが、どのようにその香りを利用していたのかを書こう。
    ★平安貴族や僧侶(そうりょ)、庶民(しょみん)など、利用する人にも特徴があらわれるよ。
  • 「源氏物語」などの古典文学や、僧侶の伝記、江戸時代の商人をえがいた歴史小説などで、香りについての記述があるか調べて、ノートに書き出そう。

まとめる時に便利な
テンプレートはこちら

発展のヒント

  • 香りの博物館や香木店などへ行って、実際の香りをかいでみよう。
  • 和ハーブと呼ばれる、シソやヨモギ、ドクダミなどの雑草が近所に生えていたら、つんで香りを嗅いでみよう。ほかにも香りのよい和ハーブをさがして、香りを言葉で表現し、写真をそえてオリジナルの「植物の香り図鑑」を作ろう。
  • 線香など、昔から使われているものの香りがどのように変わってきたか、実際に製品を作っている会社にインターネットや電話で質問してみてもいいね。
    ★質問する時は、聞きたいことを整理したメモを用意しよう。自由研究で調べていることを伝え、答えてもらえるかを確認してから質問をしよう。

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