親世代とはここが違う!英語教育入門

親世代とはここが違う!英語教育入門

英語教育改革は、これからの日本を担う子どもたちが、グローバル社会で役立つ英語力、生き生きと活躍するための力を育てることを目指して進められてきました。入試の先、進学の先にある、社会に目を向けた教育改革です。

新たな英語教育では「何を知っているか」よりも「英語を使って何ができるようになったか」を重視します。英語力は、自分で進みたい道を選び、積極的に学ぶ支えになるのです。

監修者プロフィール

渡辺敦司(わたなべ あつし)
1990年、教育専門紙「日本教育新聞」記者となり、文部省、進路指導問題などを担当。1998年よりフリー。

どうなる?これからの英語教育

マンガを読む

幼児期から社会人へ

1本の線でつながる教育へ

これまでは、進学の節目で急に学習内容が難しくなったり勉強法が変わったりすることで、身につけてきた力が活かせず、学力の伸びが止まってしまうことがありました。新たな指導要領では、幼稚園から大学入試まで、切れ目なく力を積み上げていくための方法が重視されます。

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「4技能」にシフトチェンジ

「読み書き」が中心の教育から「聞く」「読む」「話す」「書く」の4技能をバランスよく身につける教育へ。また、質問に答えるだけでなく、自分の考えを伝える力を育てるための授業内容に変わります。

幼児

「遊び」で学びの土台をつくる

すべての学びの土台として、好きな遊びに夢中になる時間が、より重視されるようになります。幼稚園や保育所には、子どもの好奇心や想像力、工夫する力を育む指導・保育計画が求められています。

幼児期の英語教育って? 詳しく見る
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小学校

小学生から英語に親しむ

3年生になると、年間35時間の授業が必須になります。ただし、成績はつきません。5年生になると年間70時間の「外国語」授業が始まります。教科書を使った英語の「読み書き」も始まり、成績がつくようになります。

どうなる小学校の英語教育 3年生から必修? 詳しく見る
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中学校

「英語」の授業は英語で行う

授業を英語で行うことを基本とします。授業中に話される生徒からの質問や会話も英語に。これまでの文法や読解力を重視した学習から、身近な話題を理解し、考えや意見を英語で伝え合う力の育成に変わっていきます。

自ら考えて、表現する英語教育とは? 詳しく見る
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高校

「発表」や「討論」を体感する授業

教師も生徒も授業を英語で行うことを基本に、発表や討論、交渉などを豊富に体験させる授業へ。社会の幅広い話題について、英語で理解し、より詳しく意見を伝えるコミュニケーション力を育てます。

入試に向けた英語教育はどう変わる? 詳しく見る
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大学入試

大学入学共通テスト

2020年度、大学入試は現在のセンター試験から 「大学入学共通テスト」に変わります。すべてマークシート方式で行われていたセンター試験に対し、新たな入試では、数学、国語に記述問題が含まれます。英語は民間の資格・検定試験が併用され、スピーキングが導入されます。
※英語の入試は2024年に民間の資格・検定試験に一本化される予定です。

大学改革で入試はどう変わる? 詳しく見る
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資格・検定試験

身についた英語力で可能性を広げる

論文の研究、多国籍の学生との意見交換、留学など、学部や専攻にかかわらず英語力が必要になります。また、こうした経験を通して、知識や考察力とともに英語が一層スキルアップしていきます。

自分の力を正しく知るためには? 詳しく見る