小学生の勉強を習慣にする6つの方法|おすすめの勉強法を学年別に解説

  • 子育て

小学生になる子どもに勉強をする習慣を身につけさせたいがなかなか上手くいかずに悩んでいませんか?この記事では、小学生に勉強させるためのコツや、保護者ができるサポートについてご紹介します。学年ごとの学習のコツや、保護者の注意点を押さえて、自主的に勉強する習慣をつけましょう。

小学生が勉強する時間はどれくらい?

小学生の勉強時間はだいたい1時間前後くらいが目安です。家庭学習の勉強時間には宿題の時間も含まれています。平均でおよそ40分ほど宿題にかけているため、宿題以外の学習時間はおよそ30分前後くらいです。

学年によっても違いがあり、高学年になるほど勉強時間が延びます。小学生の勉強時間の理想の目安は学年+20分です。

●塾には行った方が良い?

中学受験をするなら塾は検討した方が良いですが、そうでない場合まずは家庭学習を見直しましょう。家にいてもだらだらしてしまうから、と無理に塾に通わせても思ったような効果が出るかはわかりません。

荒療治で塾に入れてもその場だけになってしまう可能性があるため、まずは家庭での学習の習慣をつけることが大切です。

小学生の勉強を習慣にする方法6つ

勉強を習慣化するにはいくつかのポイントがあります。小学生のうちから家庭学習を習慣にすることで、自ら学ぶ力をつけることができます。

勉強を習慣化させるには保護者の協力が大切になってくるため、頭ごなしに子どもに勉強しなさいと言うのではなく、子どもの様子を見ながら寄り添い協力し、進めましょう。

小学生の勉強を習慣にする方法1:目標を立てる

子どもの「できた」という達成感を大切にしましょう。最初から難しい問題を解いたり、たくさん勉強時間を確保するのではなく、目標を立ててそれを達成する喜びを味わえるような工夫をしましょう。

小さな目標から始めて少しずつ達成していくことで、子どもの意欲が向上します。無理のない目標を心がけ、少しずつハードルを上げていくと、挑戦する楽しさから勉強するようになります。

●小学生の勉強を習慣にする方法2:計画を立てる

一緒に相談をしながら、どうやったら1で立てた目標にたどり着けるのかを考えて計画を立てましょう。計画と言っても最初のうちは簡単なもので構いません。宿題以外で1日10分は机に向かう、1日1問プリントの問題を解く、というような形で、無理のない範囲で計画を立てましょう。

大切なのは目標と計画をセットで考えること。1で立てた目標が「今週は計算プリントを10枚終わらせる」というもので、立てた計画が「1日に1枚プリントをやる」というものになっていたら目標は達成できません。この場合は目標か計画かいずれかを見直す必要があります。最初の方は、無理のない計画から達成できる目標にすることをお勧めします。

●小学生の勉強を習慣にする方法3:ルーティン化する

勉強する時間を決めて、家庭学習をルーティン化しましょう。勉強する習慣がない場合、1日のスケジュールのなかに勉強が定着していないということになります。

まずは勉強を抵抗なく始められるように、スケジュールを組んで勉強の時間を確保しましょう。その生活が定着して「この時間に勉強する」という風にルーティン化すると、勉強に対する抵抗感が薄れます。

●小学生の勉強を習慣にする方法4:目標、計画を振り返る

振り返り、修正していく時間を確保しましょう。 どんなに無理のない範囲で目標や計画を立てても、それをそのまま達成することは大人でも子どもでも難しいことです。大切なのは、振り返って修正していくこと。

あらかじめ、振り返りの時間を用意しておいて、思ったようにできていなかったらどこを変えていけば良いのか前向きに振り返りましょう。思ったように上手くいかない時に修正していく力は学習に限らず、全ての物事に取り組むにあたって大切な習慣です。

●小学生の勉強を習慣にする方法5:勉強した過程を褒める

褒めることで、勉強することが楽しく感じられるようになります。子どもが勉強したら褒めるように心がけましょう。

テストの結果を褒めることも大切ですが、まずは「勉強をした」という過程を評価することで、努力することに対して前向きになれます。

●小学生の勉強を習慣にする方法6:家族で勉強する時間を作る

家族で勉強する時間を作ってあげると、保護者をお手本として子どもが勉強しやすくなります。

きょうだいや親子で勉強する時間を作ることで、子どもが他のことで気が散らなくなるメリットがあります。また、保護者が勉強する姿を見せることで、勉強の大切さを学ぶきっかけにもなるでしょう。

【学年別】小学生におすすめの勉強法3つ

まずは子どもの年齢に合わせた方法でアプローチしましょう。学習の習慣をつけるには、子どもにとっての勉強のハードルを下げてあげることが大切です。

低学年の子どもに対していきなり高学年並みの勉強量を要求しても、勉強を習慣化することにはつながりません。学年に合ったアプローチをすることで、勉強を習慣化しやすくなり、学習内容が定着します。

●小学生におすすめの勉強法1:低学年の場合

短時間でも机に向かう習慣をつけましょう。勉強を始めるには机に向かわなければならないため、まずはその基本的な動作を習慣づけるようにします。

机に向かうことへの抵抗をなくすことが大切になってくるため、すぐに動かなくても頭ごなしに叱ったりするのではなく、まずは子どもの話を聞くようにしましょう。

「勉強するために気持ちを切り替える」練習から取り掛かると、机に向かいやすくなります。

●小学生におすすめの勉強法2:中学年の場合

まずは子どもの興味を引きましょう。中学年とは言え、まだまだひとつのことに集中するのは難しい年齢です。

いきなり机で課題をさせるのではなく、まずは保護者の話を聞く姿勢を整えさせましょう。どうして勉強しなければならないのか、楽しい勉強をするにはどうすれば良いのかという、学習に対する理由付けをすることから始めましょう。

●小学生におすすめの勉強法3:高学年の場合

復習中心の勉強をしましょう。高学年になると学習内容が難しくなり、学習する量も増えます。そのため、授業で習っただけでは記憶への定着が不十分になってしまいがちです。

そのため、高学年では復習を中心とした家庭学習にすることで学習内容が反復され、記憶として定着しやすくなります。学習の量が多いため、復習しながら何を学んだのか整理できます。

小学生の勉強をサポートするときの注意点3つ

子どもをサポートする際、保護者が気を付けるべきポイントがいくつかあります。

サポートの方法を間違ってしまうと、子どもが反発するようになってしまい、かえって逆効果になってしまう可能性があるでしょう。子どもの意欲を削がないようにするためのポイントをご紹介します。

●小学生の勉強をサポートする注意点1:保護者が口出ししすぎない

保護者に口出しされすぎてしまうと、子どものやる気を削いでしまいます。

大人でも覚えのある方は多いでしょうが、あまりに口出しされてしまうと急にやる気がなくなってしまうことは小学生にもよくあることです。まずは声掛けから始めてみて、子どもの様子を見るようにしましょう。

●小学生の勉強をサポートする注意点2:無理にやらせない

無理やり勉強させても、勉強に対して悪いイメージがついてしまい、習慣化にはつながりません。勉強を無理やりやらされていることによって「強制されて勉強している」ことになってしまい、自ら進んで勉強したくなくなってしまいます。

勉強を習慣化するためには子どものやる気も重要になってくるため、進んで勉強するまである程度待ってみるのも手でしょう。

●小学生の勉強をサポートする注意点3:娯楽を近くに置かない

勉強に取り組みやすい環境を整えてあげましょう。特に小学生は気が散りやすく、視界に好きなものが入るだけで気を取られて勉強に集中できなくなってしまいます。

まずは机の周りに娯楽を置かないようにし、テレビを消して勉強に集中できるような環境を作ってあげましょう。

小学生の勉強をサポートしよう

小学生が勉強を習慣にするためには、保護者のサポートが不可欠です。遊びたい盛りの小学生にとって、机でしっかり勉強する時間を確保するのは難しい場合も多いでしょう。

勉強する習慣がつくまでは、保護者が積極的に子どもを誘導し、やる気を引き出すことが大切です。

参照元

参照:『勉強、ゲーム、どのくらい? 小学生の勉強時間と放課後の過ごし方』(Benesse) https://benesse.jp/kyouiku/201410/20141013-34.html

参照:『「塾に行かせたらなんとかなる」は大間違い?!その前に実践したい、年齢×分で十分な家庭学習のコツ』(Benesse) https://benesse.jp/kyouiku/202011/20201130-1.html

参照:『勉強習慣を身につける3つのポイント』(Benesse) https://benesse.jp/kosodate/201610/20161009-2.html

参照:『家庭学習の習慣をつけさせるために【低学年編】』(Benesse) https://benesse.jp/kyouiku/201604/20160413-2.html

参照:『自分から勉強する習慣を付けるには? [中学受験 4年生]』(Benesse) https://benesse.jp/juken/201605/20160524-1.html

参照:『家庭学習の習慣をつけさせるために【高学年編】』(Benesse) https://benesse.jp/kyouiku/201604/20160413-3.html

参照:『大切なのは決まりをつくること 時間&範囲を決めてやる気アップ!』(Benesse) https://benesse.jp/kyouiku/201510/20151002-4.html

参照:『褒め方を間違うと逆効果! 子どものやる気を引き出す褒め方のポイント』(Benesse) https://benesse.jp/kosodate/202012/20201217-2.html

参照:『親子でできる! 小学生が勉強を楽しめるようになる4つの勉強法』(Benesse) https://benesse.jp/kyouiku/201606/20160623-3.html

参照:『うちの子供は宿題を自分でやる!そんな保護者たちが実践しているちょっとした工夫』(Benesse) https://benesse.jp/kyouiku/202008/20200824-1.html

参照:『子どもの勉強部屋は環境を整えれば勉強の能率が上がる?! 整理整頓のコツとは』(Benesse) https://benesse.jp/kosodate/202010/20201019-3.html

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