今までお子さまを支えてきた
「赤ペン先生」が、
保護者の皆様にも寄り添う存在となりました。
そんな「赤ペン先生」のアイデアで、
日々の子育てがちょっと楽になったり、
親子で元気になれるような
コンテンツをご用意しました。
声かけのしかたやお子さまの学習方法など、
明日から使える情報が満載なので、
是非ヒントにしてみてください。
お子さまのつまずき・苦手解消に役立つ
約1500件のQ&Aをご用意
押さえておきたいポイントをアドバイス
小学校入学準備
押さえておきたいポイントとおすすめサポート法
期待と自信を膨らませながら入学前の1年を親子で楽しみましょう
すべてのQ&Aを見る成長を見つけたら、心からしっかり褒める・認めることを大切に
入学前にひらがな、数字がわからず不安とおっしゃるおうちの方もいらっしゃると思います。この時期に大切なのは焦らずに、まずは「面白そう」という興味関心を引き出すことです。例えば、「〇〇ちゃんにお手紙書いたよ。読んでみてね。」「イチゴが5個あるね。2個食べたら3個になるね」などおうちの方とのやり取りを楽しんでみるのはいかがでしょうか?「今日は新しいひらがを読めたね」「昨日より上手に書けたね、さすが!」など小さな成長を見つけたら、心から大いに褒めて認めてあげましょう。
そういった褒めや認めが一つ一つ自信の素となり、小学校での勉強へのやる気につながるでしょう。
小学校への期待を持たせるサポートを
小学校入学までのカウントダウンを意識した途端、その有り余る元気さに、授業は座って聞けるかしら、お友達と仲良くやれるかしら、ふと不安を感じてしまうこともあると思います。この時期は、おうちの方も心配な気持ちから「そんなことでは1年生になれないよ」と思わず言ってしまうこともあると思いますが、「今日のように大きな声で挨拶が出来たら、かっこいい1年生になれるね!」「今日は支度が自分で出来たね。さすがもうすぐ1年生になる子は違うな!」など、お子さまが「自分はかっこいい1年生になれるんだ!」という自分自身への信頼や期待を持てる声かけを行ってサポートしていくとよいでしょう。自分への信頼は、心の土台となり自信をもって小学校入学を迎えられると思います。
小学1年生
押さえておきたいポイントとおすすめサポート法
ドキドキワクワクの1年生
新しい毎日を親子で楽しみましょう
季節ごとのポイントをおさえ、成長を応援
1年生の1年間は挑戦の連続です。緊張と期待に満ちた日々を共に楽しみながら、成長を見守りましょう。
4~7月は学校生活に慣れることが最優先。ご家庭では学校での緊張をほぐし、たっぷり充電させてあげましょう。8~12月には漢字や計算の学習が始まります。ワクワクした気持ちで勉強に取り組めるような、明るい声かけが大切です。1~3月は2年生に向けてのおさらいのとき。基本を理解できているか、一緒に確認してあげるとよいでしょう。
くらべない、焦らない、がサポートのコツ
1年生のうちは、できること、できないことに個人差が生じてしまいますが、それは仕方のないこと。先生も承知の上で導いてくださいます。兄姉やお友達とくらべず、お子さまが自分のペースでがんばる過程を一緒に楽しみ、励まし、ほめてあげましょう。
一人でできることが増えると、お子さまの自信につながります。今まで手を貸していたことから少しずつ手を離し、自立のサポートを始めましょう。焦らずゆっくり、がポイントです。
小学2年生
押さえておきたいポイントとおすすめサポート法
個性がぶつかり合う2年生
ご家庭ではふれあいの時間を
つまずいてもやり直せることを教えましょう
学校生活にも慣れ、ちょっと先輩気分の2年生。気持ちに余裕ができる反面、成長したからこその壁も現れます。勉強面では1年生のときより内容が複雑になって覚えることが増え、お友達とはお互いの自己主張からぶつかり合う場面が多くなります。
お子さまのつまずきを感じたら、寄り添い、ポジティブな言葉で励ましながら、壁を乗り越える手助けをしてあげましょう。つまずいてもやり直せることがわかれば、失敗を恐れず、前に進めます。
自分の良いところ、お友達の良いところに気づく声かけを
2年生は、善悪の判断や「人の気持ち」を想像することがまだ難しい年頃です。トラブルは「相手のせい」と考えてしまいがち。気持ちを受け止めつつ、お子さま自身やお友達の「良いところ」に気付かせるような声かけで、別の見方を伝えてあげるとよいでしょう。
人の気持ちは本から学ぶこともできます。まだまだスキンシップが大切な時期。読み聞かせなどで温かい時間を過ごしながら、お子さまの心を豊かに養ってはいかがでしょうか。
小学3年生
押さえておきたいポイントとおすすめサポート法
まわりが気になる3年生
ありのままを肯定するメッセージが大切
目を離しすぎず、変化を見守る
3年生になると行動範囲がぐんと広がり、友達同士で過ごす時間が長くなります。学校でグループ化が進むのもこの時期。親密な関係が築かれる分、「まわり」に合わせようと無理をしてしまうことがあります。突然のルール破りに驚かされることもあるでしょう。
そんなときには、どんな考え方や行動が必要かを親子で話し合ってみるのがよいと思います。成長に伴う「変化」を、お子さま自身に考えてもらうチャンスにしましょう。
心の中の言葉を伝えてもらい、受け止める
「まわり」とくらべ、自信を失いがちなこの年頃には「ありのままでいいんだよ」というメッセージを送ることがとても大切です。テストで良い点をとったり、何かがうまくできたりしたときだけでなく、日常の何気ない行動を認める声かけをしてあげましょう。
もやもやした胸のうちを言葉にしてもらうのもよいと思います。気持ちを受け止めるのは「ありのまま」を認める何よりのメッセージ。お子さまはきっと自信を取り戻せるでしょう。
小学4年生
押さえておきたいポイントとおすすめサポート法
「自分」を見つめる目が育つ4年生
客観性の芽生えをフォロー
「どうしてまちがえたか」を自分自身に問う練習
それまでおうちのかたがしていた宿題の丸つけを「自分で」するようになるのが4年生です。解いた答えを客観的に見て「どうしてまちがえたのか」「何が不足していたのか」と考える力を身につけるためです。
もちろん始めたばかりの4年生はまだ上手にできません。練習を重ねることで、少しずつその力が育ちます。問題を解きっぱなしにしていないか、まちがえたところを見直しているか、さりげなくフォローしてあげるのがよいでしょう。
「考え、判断し、行動する力」を日常でもサポート
日常生活の中でも「自分で」考え、判断し、行動する力を育む練習を意識的に始めるとよいでしょう。家庭はこの力を養う最適の場所といえます。あらゆるお手伝い、役割をお子さまに体験してもらいましょう。
基本のやり方を教えたら、あとは任せるのがコツです。自分なりにやり方を工夫して取り組むこと。それがお子さまの発想力を伸ばします。たとえ成果につながらなかったとしても「考え、工夫した」過程を認め、ほめてあげましょう。
小学5年生
押さえておきたいポイントとおすすめサポート法
思春期の入り口に立つ5年生
「自律」を後押しする声かけを
相手の立場や気持ちを考えた「伝え方」を学ぶとき
体の変化に伴って心が揺れ動く思春期。自分ではコントロールできない自我を抱え始めるのがこの頃です。大人の声かけに過剰な反応を示したり、お友達の何気ない言葉に深く傷ついたり、勉強面でのちょっとしたつまずきから投げやりな気持ちになったりします。
態度や言い方が気になっても感情的にならず、冷静に受け止めることが大切です。そのうえで、相手の立場や気持ちを考えて伝えることを教え、「自律」の心を育てましょう。
揺れる心を理解し、いちばんの味方に
難しい年頃になっても、頼りにしているのはやはりおうちのかた。いちばんの味方に「大丈夫」と言われたい。そんな気持ちがあるはずです。揺れる心を理解し、明るい声かけで気持ちを軽くしてあげましょう。勉強面でのつまずきにも、寄り添い、一緒に取り組もうという姿勢を見せてあげることで不安な気持ちが解消されます。
感受性が高まる思春期は、感性が大きく育つ時期でもあります。お子さまの好奇心や「好きなこと」を尊重して温かく見守り、可能性をどこまでも広げていきましょう。
小学6年生
押さえておきたいポイントとおすすめサポート法
責任を知り大きく育つ6年生
社会へのまなざしも育てましょう
やり抜く力をつけて、中学生への準備
最高学年を迎え、校内でのリーダーとなる6年生。下級生をまとめる立場ではありますが、すぐにリーダーシップを発揮できるわけではありません。投げ出したくなることのほうがきっと多いはず。苦しい中でがんばっている姿を見守り、あきらめずにやり抜けるよう、そっと応援しましょう。
自分なりに何かをやり抜いたという思いが自信につながります。小さなことでも、大きなことでも、できるだけ多くの達成感を体験させてあげましょう。
“社会”に目をむけ、視野を広げる声かけを
学校の中での自分を意識している6年生。その視点をさらに一歩外側に移し、「社会」の中での自分という意識も持たせてあげましょう。
日々のニュースや地域の出来事などを語り合ってみるだけでいいと思います。ご家庭での話題にのぼることで、「社会」と自分とのつながりを感じることができるでしょう。社会の一員であるという自覚のもとに物事を考えてみる。そんな視野の広がりが、これからのお子さまの強い支えになると思います。
中学1年生
押さえておきたいポイントとおすすめサポート法
中1生は中学校生活に慣れることを最優先にサポートを
すべてのQ&Aを見る学習面は自分に合ったペースを見つけられたらOK!
教科ごとに担当の先生が違ったり、部活が始まったり…中学校で初めて経験することがたくさんあります。学校に行って帰ってくるだけで、心も体もぐったり…というお子さまも多いようです。
まずは中学校生活に慣れることを目標にしましょう。勉強の進め方は、いろいろ試しながら自分に合った方法を探していく時期と考えてみてください。はじめは学校の宿題にきちんと取り組めれば大丈夫。そうすることで、勉強習慣が自然と身についてきます。
まずは見守り、サインがあったら協力してあげましょう。
一緒におやつを食べながら、学校の様子を聞いてみてください。
それだけでも、お子さまは安心できます。
勉強の取り組み方についても、まずは見守ってあげましょう。テストの結果から「うまくいってないのかな…」と感じたら、「次回のテストではもう少し早めに準備をしよう」というように、勉強の進め方のヒントを伝えてあげてください。そして、よくできたところを見つけ、たくさんほめましょう。自信をつけてあげることで、お子さまの勉強のやる気もアップします。
中学2年生
押さえておきたいポイントとおすすめサポート法
「中だるみ」の学年と言われがちな中2を肯定的にとらえましょう
すべてのQ&Aを見るお子さまが「自分自身に向き合える」大事な時期
中学校生活も2周目に入り、余裕が出てきます。
緊張感が薄れたぶん、勉強そっちのけで部活や趣味、友達と遊ぶことに夢中になっていたり、ボーッとしている時間が増えたり…。保護者の方の「来年は受験なのに大丈夫?」という焦りをよそに、勉強以外のことに意識が向いているお子さまも多いですね。ただ、ここで「どんなことに夢中になれるのか」「自分はどんな人間なのか」と考えることは、高校選択のその先、職業選択にもつながるでしょう。中3は気持ち・時間の面でも余裕がなくなりがち。だからこそ、今しかできない時間の過ごし方を肯定してあげたいですね。
模試の結果が保護者の方にかわって「今の実力」や「これからすべきこと」をお子さまに伝えてくれます
勉強に気持ちが向きにくい時期…。でも模試だけは受けてもらいましょう。
自然と来年の受験に意識が向き、受験を意識することで目の前の定期テストにも力が入る!という良いサイクルが作りやすくなります。
難しい時期なので、お子さまへのアドバイスは模試の結果におまかせしてしまいましょう。
中2の後半は難単元も増え、成績が落ちてくる子も多いので、【押さえておいてほしい中2の重要単元】のQ&Aをセレクトしました。ぜひこちらもご確認ください。
中学3年生
押さえておきたいポイントとおすすめサポート法
高校受験を意識した一年間を過ごします。「ほどよい距離感」でサポートしましょう
すべてのQ&Aを見る高校受験に向けての年間の流れを把握しましょう
受験を意識した生活に変化します。これまで習った範囲の総復習をしつつ、内申点を意識した定期テスト対策を進めていきましょう。さらに秋以降は過去問演習で本番得点力をつけていきます。
また、高校見学・志望校選び…と保護者のかたの出番も多く、お子さまと進路についての話し合いをする機会もグンと増える一年ではないでしょうか。
昨今の社会情勢の影響による行事の日程・場所の変更の可能性も考えられます。最新情報を入手して受験当日までの流れを把握しましょう。
お子さまに寄り添ったサポートでよい親子関係を築くのがコツ
定期テストや模試で思うような結果が出ないこともあると思います。結果に一喜一憂せず、伸びしろを見つけて励ましてください。ただし、一生懸命になり過ぎると一方的に話をしてしまいがちに…。
いつもどこかにほめポイントを見つけるクセをつけると冷静になれますよ。声かけひとつでやる気が上がったらお互い気持ちのよいものです。
受験期だからこそ、「親子の会話を楽しめた!」という気持ちになれるようなサポートをしたいですね。