【接続詞】時を表す副詞節
時を表す副詞節にどんなものがあるのか、いまいちわかりません。
そもそも、副詞節がどんな役割をしているのか、どのようなものなのかもあまりわかりません。
進研ゼミからの回答
こんにちは。
今回の質問についてお答えしていきましょう。
【質問内容】
時を表す副詞節にどんなものがあるのか、いまいちわかりません。
そもそも、副詞節がどんな役割をしているのか、どのようなものなのかもあまりわかりません。
という、副詞節、特に<時>を表す副詞節についてのご質問ですね。
【質問への回答】
まず、節とは、いくつかの語句が集まって文の一部分をなすもので、その中に<主語+動詞>
があるもののことを言います。節には、名詞節や副詞節などがあります。
■副詞節とは
副詞節とは、文の主節(中心となる<主語+動詞...>)に対して、副詞の働きをする節のことで
す。副詞と同様に、主節またはその一部に対して、<原因・理由>、<時>、<条件>など、さまざ
まな意味を加える役割をします。
例1)~例3)は、3つとも、<時>についての説明を、文の中心となるI was studying mathにつ
いて加えているので、副詞の働きをしていると言えますが、以下のように分類されます。
例1)で、thenは1語なので副詞です。
例2)で、at that nightは2語以上で<主語+動詞>が含まれていないので、副詞句です。
例3)で、when my mother called meは<接続詞(when)+主語(my mother)+動詞
(called)・・・>という形なので副詞節です。
■<時>を表す副詞節
<時>を表す副詞節では、次のような接続詞のあとに<主語+動詞・・・>が続きます。
when「・・・するとき」 while「・・・する間は」 till/until「・・・するまで」
since「・・・して以来」 after「・・・した後に」 before「・・・する前に」
as「・・・するとき,・・・しながら」 once「いったん・・・すると」
by the time や as soon as などもまた接続詞句として時を表す接続詞と同じ役割をします。
次の例の英文の赤い字の部分は、いずれも<時>を表す副詞節です。
【学習アドバイス】
読解問題で長い文が出てきたときは、どこが文の中心となる<主語+動詞...>かをつかみ、
それ以外の部分に<主語+動詞...>があったら、その節はどんな働きをしているかを考える
習慣をつけましょう。時間があるときは英文の構造を分析しながらじっくり読んでみると、文
の意味もわかりやすくなりますよ。
またわからないことがあったら質問してください。
これからも「進研ゼミ高校講座」にしっかりと取り組んでいってくださいね。