【分詞】分詞構文とは?
分詞構文ってなんですか?
進研ゼミからの回答
こんにちは。
さっそくいただいた質問にお答えしましょう。
【質問の確認】
「分詞構文とはなんですか?」というご質問ですね。
【解説】
分詞構文とは,基本的には「分詞が接続詞と動詞を兼ねた働きをする構文」です。
① When (S’)he (V’)saw (O’)the policeman, (S)he (V)ran away.
② Seeing the policeman, (S)he (V)ran away.
上の2つの文はどちらも「彼は警官を見た時,逃げ出した」という意味の文です。
② は ① の <when節>(=〈時〉を表す副詞節) を分詞を用いた構文(=分詞構文)に書き換えたものです。
つまり,「分詞構文」とは,<接続詞+S’+V’ …,~> の 接続詞を省き,主節と同じ「S’」の場合は「S’」も省き,「V’」を「現在分詞(-ing形)」にし,それ以下はそのまま同じ形の構文で表したものです。<現在分詞(-ing形) …,~> の形が基本です。
分詞構文の意味としては〈時〉のほかに〈理由〉,〈付帯状況〉「…しながら」,〈条件〉などがあります。
【アドバイス】
「分詞構文」を訳したり,「複文」に書き換えたりする場合に必要な接続詞は,数多くあるので,教材の「分詞構文」の項で確かめておきましょう。
それでは,これで回答を終わります。
これからも,『進研ゼミ高校講座』にしっかりと取り組んでいってくださいね。