アプリならお子さまの年齢に合わせた教育情報が届く ベネッセ まなびの手帳

定期テスト対策 高校英語

調べたいテスト科⽬を選択する

調べたいテスト科⽬を選択する

⾼校・中学校をチェックして教科や科⽬を選んで、「この学習内容を表⽰する」を押してください。

この科目の学習内容を表示する

このウィンドウを閉じる

高校英語 定期テスト対策【不定詞】完了形不定詞について

【不定詞】完了形不定詞について

完了形不定詞ってなんですか?
日本語に訳す時にどうやって訳したらいいですか?

進研ゼミからの回答

こんにちは。
いただいた質問にさっそくお答えします。

【質問の確認】

完了形不定詞が表す内容,訳し方について教えてください,というご質問ですね。

【解説】

to不定詞は <to+動詞の原形>で表すのが基本ですが,完了形不定詞は to の後に現在完了を用いて <to have+動詞の過去分詞> で表します。

to不定詞では to の後は動詞の原形が続くことになっています。述語動詞の時制よりも前のことを表すのに過去形や過去完了を用いることができないので,現在完了の <have+動詞の過去分詞> を用いて表します。

例)It seems that he caught a bad cold last night.
「彼は昨晩ひどい風邪をひいたようです」

<It seems that+ S’+V’> の文は to不定詞を用いて <S+ seem(s)+to不定詞> で表すことができます。
主節の述語動詞は seems(現在形)ですが,従属節の動詞は caught(過去形)になっています。to不定詞では toの後は動詞の原形が続くので,そのまま過去形を入れることができません。基準時点(この文では seems の現在形 )より前のことを表すのに <to have+動詞の過去分詞> を用いて表します。

例)He seems to have caught a bad cold last night.
「彼は昨晩ひどい風邪をひいたようです」

訳は主節の動詞は現在形でto不定詞の中はそれより古い時制を表すので,「・・・した〔だった〕ようです」と訳します。

例)It seemed that he had a bad cold.
→ He seemed to have a bad cold.
「彼はひどい風邪をひいているようでした」
主節の動詞 seemed(過去形)も that節の動詞 had(過去形)も同じ時制なのでto不定詞の中は <to+動詞の原形> で表し,訳は「 …している〔…である〕ようでした」となります。

例) It seemed that he had had a bad cold.
→ He seemed to have had a bad cold.
「彼はひどい風邪をひいていたようでした」
主節の動詞 seemed(過去形)で, that節の動詞 had had(過去完了)と主節の動詞よりも前の時制なので,to不定詞の中は完了形不定詞 <to have+動詞の過去分詞> で表し,訳は「 …していた〔だった〕ようでした」となります。

【アドバイス】

日本語ではあまり気にせず使い分けている動詞の時制ですが,英作文や和訳などでは状況を見て使い分けが必要です。このような文法問題はその基礎作りのためにあります。進研ゼミ高校講座の教材を活用し,高校1年,2年の間に文法の基礎作りをしっかり行いましょう。

  • ここで紹介している内容は2017年3月時点の情報です。ご紹介している内容・名称等は変わることがあります。

キミが最近調べた学習内容

定期テストの勉強方法については
こちら

「進研ゼミ高校講座」で、
定期テスト対策の効率UP!
\学年別の教材をチェック/

あとで読む・つづきを読む

キミが読んでいたページ

このページをあとで読む

Closed

お子さまに関するお悩みを持つ
保護者のかたへ

このようなお悩みを持つ保護者のかたは多いのではないでしょうか?

\そんな保護者のかたにおすすめなのが/
まなびの手帳ロゴ ベネッセ教育情報サイト公式アプリ まなびの手帳

お子さまの年齢、地域、時期別に最適な教育情報を配信しています!

そのほかにも、学習タイプ診断や無料動画など、アプリ限定のサービスが満載です。

ぜひ一度チェックしてみてください。