【文型】命令文の文型,文の要素の考え方。
(4)のような命令文の場合,文型はどうなるのですか?
また,どんな風にして文の要素に分ければいいのですか?
進研ゼミからの回答
こんにちは。元気にしていますか。
さっそく,いただいた質問にお答えします。
【質問の確認】
Don’t leave the door open.という命令文の文型はどうなるのか,文の要素はどのように分ければよいのか,というご質問ですね。
【解説】
命令文とは主語を省き,動詞の原形を文頭に置くのが基本形式です。一般的に目の前にいる人に向かって命令するので,主語はYouになりますから,You don’t leave the door open.と主語を補って考えるといいでしょう。省略されているYouが主語,don’t leaveが動詞,the doorが目的語,openが補語になります。<主語+動詞+目的語(O)+補語(C)>の形になるのは第5文型ですね。<leave+O+C>で「OをC(状態)のままにする」の意を表します。主語が省略された否定命令文Don’t leave the door open.も第5文型です。
例) Don’t leave this box here.
(この箱をここに置いておくな)
例)の文では,Don’t leave が動詞,this box が目的語,hereは副詞で要素とは考えない。⇒第3文型ということになります。
【アドバイス】
文型は英文を理解するためにとても役立ちます。文型を意識して学習することは大切です。教材に文型が説明されていますから,参考にしてください。第2文型をとる動詞,第3文型をとる動詞,第4文型をとる動詞,第5文型をとる動詞などは覚えてしまうと,文型理解が深まります。
それではこれで回答を終わります。これからも『進研ゼミ高校講座』にしっかりと取り組んでいきましょう。わからないことがあれば,いつでも質問してください。