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中学社会 定期テスト対策【政治】 死票がなぜ大政党に有利なのか



【政治】 死票がなぜ大政党に有利なのか

なぜ死票が大政党に有利なのかがわかりません。

進研ゼミからの回答

小選挙区制では,小さな政党の候補者に入れられた票は「死票」になりやすいからです。

■小選挙区制は「死票」が多い
小選挙区制では,1つの選挙区から1人の議員が選ばれます。投票の結果,いちばんたくさん票を獲得した候補者が,1人だけ当選します。
当選者以外の候補者に投票した人々の票は,議席を得られないので「死票」と呼ばれます。小選挙区制では当選者以外の票がすべて「死票」になるので,「死票」が多くなりがちです。

■小選挙区制(死票が多い選挙区)が大政党に有利な理由
大政党は多くの支持者を持っていて,選挙でも多くの票を獲得することが多いです。
小政党は,固定した支持者を持ってはいても,大政党に比べると選挙での得票数は少なくなりがちです。
ですから,選挙の結果を見ると,大政党の候補者が上位になり,小政党の候補者は下位になることが多いのです。

たとえば定員が3人の選挙区ならば,1位と2位は大政党の候補者でも,小政党の候補者が3位になれば,当選して議員になることができます。複数の候補者が当選できる選挙区ならば,小政党でも議席を持てる可能性が大きいわけです。

しかし,小選挙区制では,いちばんたくさん票を獲得した候補者が,1人だけ当選します。
いちばんたくさん票を獲得するのは,多くの場合,大政党の候補者です。たとえ,小政党の候補者ががんばって2位になったとしても,小選挙区制では当選するのは1人だけなので,2位の候補者は当選できません。
このようなわけで,小選挙区制では大政党の候補者が当選する場合が非常に多く,小政党の候補者が当選するのは難しくなります。
つまり,小選挙区制は大政党に有利で,小政党には不利だといえます。

この点を考慮して,衆議院の選挙では小選挙区制と比例代表制の選挙を併用しています。比例代表制の選挙では得票率に応じて議席を配分し,死票が少なくなるようにしています。

  • ここで紹介している内容は2017年3月時点の情報です。ご紹介している内容・名称等は変わることがあります。

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