「教育発見隊」が支援するエクアドルの小学校校舎は、2006年6月に完成予定です。この企画にあたり、ライフワークとして社会貢献やボランティア活動をされている絵本作家の葉祥明さん、パティシエの高木康政さんのお二人に、その意味やご自身の思いを語っていただきました。
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自然・動物・エコロジー、心を動かすボランティアに参加 |
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「動物・子ども・女性が安らかに過ごせますように」と、毎晩寝る前に祈るという葉祥明さん。そんな葉さんがボランティアを始めたきっかけも、やはり動物でした。動物実験に関する本を読み、心を痛めていた葉さんは、あるとき出かけた動物の写真展の入り口で偶然、動物実験を反対する団体のチラシを手に取りました。そのとき初めて寄付や美術館にチラシを置くことなど、自分ができるボランティアがあることを知ったといいます。それまでは、街で声をかけられれば、「キャッチセールスではないか? 」という怖さも感じていたという葉さん。しかし、ボランティアは自由意志を意味するラテン語「voluntas(ウォランタス)」の語源のとおり、強いられることなく、自由意志のもと、自分で選んで参加すればいいのだということに改めて気付き、「自然・動物・エコロジー」といった葉さんの心を動かすできごとに関する数々のボランティアに参加するようになったのだそうです。
「ボランティアは、参加するのも辞めるのも自由」。お話を伺っているなか、葉さんは何度も繰り返しました。自分のできることを自分のペースで、無理をせず、楽しみながら、ボランティアに参加している葉さんのボランティアは、まさに「voluntas(ウォランタス)」そのものだと感じました。
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チョコレートの売り上げの一部でガーナの井戸の建設を支援 |
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ヨーロッパで仕事をしていたときの同僚から、祖国であるアフリカのマリが貧富の差がとても大きいことをよく聞かされていたこと、当時ご自身も人種差別を経験したことなどから、いつか恵まれない国を支援したいとずっと考えていたという高木康政さん。その気持ちは日本へ帰ってから、そしてお子さんが生まれてから、どんどん強くなっていったのだそうです。社会貢献やボランティアを始めたのも、その先に喜んでくれる人がいたり、その人たちの笑顔からパワーをもらえたりするからで、人の喜ぶところを見たいとお菓子の道を選んだときの気持ちによく似ていると高木さんは言います。
今回は、ご自身が作るチョコレートの原材料であるカカオ豆の原産地、アフリカのガーナの井戸建設を支援した高木さんですが、5歳と1歳の子どもをもつ親として、虐待をはじめとする日本の子どもたちの現状にもとても心を痛めています、今後はぜひこういう子どもたちに直接お菓子を持って行き、「子どもたちの喜ぶ顔が見たい」という高木さん。お菓子というボールを投げて、笑顔やパワーが返ってくる、高木さんの社会貢献やボランティアはキャッチボールのようなものなのかもしれません。
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